引用画像:https://www.sportingnews.com/jp/nba
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
前回の東地区チームのティア予想に引き続いて、今回は西地区チームのティア予想をしていきます。
あくまで個人的な予想なので、優しい目で見て頂けますと助かります。
※Tier1~5までで分けます。
西地区ティア表
Tier1:オクラホマシティ・サンダー(OKC)、ヒューストン・ロケッツ(HOU)、デンバー・ナゲッツ(DEN)
Tier2:ロサンゼルス・レイカーズ(LAL)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(MIN)、ロサンゼルス・クリッパーズ(LAC)
Tier3:ポートランド・トレイルブレイザーズ(POR)、メンフィス・グリズリーズ(MEM)、ダラス・マーベリックス(DAL)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(GSW)
Tier4:サンアントニオ・スパーズ(SAS)、サクラメント・キングス(SAC)、ニューオリンズ・ペリカンズ(NOP)
Tier5:フェニックス・サンズ(PHX)、ユタ・ジャズ(UTA)
怪我人無し前提です。
恐らく全休の選手についても考慮して決めました。
展望
西については、中盤あたりの順位になるであろうチームが多すぎて正直迷いました。毎年西は混戦すぎて恒例ではあるんですが、TOP3のチームが頭一つ抜けていて、それ以降のチームはほぼ僅差に近いと思っています。
Tier1
サンダーは昨季チャンピオンに輝いて、今季もメンバーを変えずに連覇を目指すことになりますが、昨季レギュラーシーズンで68勝を挙げるという圧倒的な強さを誇っていたので、今季も間違いなく1位争いには入るでしょう。
ただルーキーのトーマス・ソーバーがオフに前十字靭帯断裂の為、今季全休が決まったのは残念ですが・・・
ロケッツはトレードでケビン・デュラントを獲得し、アダムスとの再契約、ドリアン・フィニー・スミスとの契約やカペラのロケッツ復帰で確実に昨季より戦力は上がりました。
ただ、今オフに先発PGのフレッド・バンブリートがACLによる怪我で今シーズン全休が決まったのでこの影響はかなり大きいと思います。
それでもウドカHCが上手くチームをまとめ、若手の2024年ドラフト3位指名のリード・シェパードがこれを機に覚醒すると予想してTier1にします。
ナゲッツもオフで昨季プレイオフ不調だったマイケル・ポーター・Jrをトレードで放出し、ネッツからキャム・ジョンソンを獲得、2023年優勝メンバーとして貢献したブルース・ブラウンの復帰、ベテランシューターのティム・ハーダウェイJrと契約、ベテランセンターのヨナス・バランチュナスをトレードで獲得するなど、盤石な補強を遂行できたので、現役最強センターのニコラ・ヨキッチもいる以上優勝候補には当然挙がるでしょう。
Tier2
レイカーズは昨季センター不在の欠点がプレイオフで露呈されましたが、市場にふと現れたデアンドレ・エイトンを獲得し、オールラウンドディフェンダーのフィニー・スミスの穴を埋める為に、マーカス・スマート、ジェイク・ラレイビアとの契約も出来たので、及第点のオフを過ごせたと思います。
ルカ・ドンチッチも約10kgのダイエットに成功して、よりアグレッシブにプレイするでしょう。
ただ個人的には上記の3チームよりは少し劣るのではないかと思い、この位置づけにしました。
八村選手は今季で契約最終年になるので、対マブス以外には思う存分暴れてほしいです!(笑)
ウルブズは、ニキール・アレキサンダー・ウォーカーがチームからいなくなり、貴重なペリメーターディフェンダーの手数が減ったことがどう影響するか分かりませんが、今季2年目のテレンス・シャノンJrや、マイク・コンリーのバックアップガードとして期待されるロブ・ディリングハムの成長を見越してこの順位帯と予想しました。
クリッパーズは難しかったです。ブラッドリー・ビールやブルック・ロペス、クリス・ポールのベテランを獲得しましたが、比較的高年齢なロスターで長期戦のレギュラーシーズンで安定してプレイし続けれるかが未知数です。優勝は難しいとは思いますが、ただやっぱり経験とスターパワーでプレイオフには行ける位置には入るんじゃないかと思います。
Tier3
ブレイザーズは個人的には、西のダークホースだと予想してます。
セルティックスからジュルー・ホリデーを獲得し、ディアンドレ・エイトンがバイアウトによっていなくなり、ドノバン・クリンガンとルーキーのヤン・ハンセンにプレイタイムが回りますし、スクート・ヘンダーソンやシェイドン・シャープなどの若手が着実に成長すればプレイインはおろか、プレイオフも行けると思っています。
昨季はトゥマニ・カマラとデニ・アブディヤが素晴らしいシーズンを送ったので、西の脅威になると踏んでます。
グリズリーズは、デズモンド・ベインをトレードで放出したので、昨季より戦力としては落ちると思いますが、代わりに入ったケンテイビアス・コールドウェル・ポープことKCPが、レイカーズ、ナゲッツで優勝したパフォーマンスを再度発揮すれば、これまで培ったチーム力と相乗してこの順位帯には入れるんじゃないかと思います。
マブスについては、後程少し多く語ります。
今回一番予想で分からなかったのがウォリアーズ。
制限付きFAのクミンガ問題で全く動けていないため、単純に昨季契約切れの選手が抜けているだけで未知数すぎます。
まあプレシーズンまでにはさすがに動いているとは思いますが、ロスター整理に時間が足りるのかどうか・・・
とりあえずカリー、ドレイモンド、ジミー・バトラーなどの主力メンバーは残っているので、現時点ではプレイインギリギリ行けるぐらいかなと予想しておきます。
後日追記あるかもです。
Tier4
この3チームは上手くいけばプレイイン争いはできるかなっていう陣容かと。
スパーズについては、ドラフト2位のディラン・ハーパー、14位で3&Dウイング有望のカーター・ブライアントを指名して、本格的に若手中心の非常に楽しみで可能性のあるチームになりました。
しかし、他チームの実力がかなり高いのと、ウェンバンヤマが病気明けでパフォーマンスがどうなのか、ガード陣の渋滞と有望そうなウイング陣の中で、誰をスタメンに置くのかを試す時間がかかると思うので、プレイイン行けるか行けないかの順位帯になるでしょう。
キングスはデローザン、ラビーン、サボニス体制の限界と、キーガン・マレーの伸び悩みもあって昨季と同じくプレイインには行けてもプレイオフ進出は厳しいと思います。
もういっそのこと解体して、若手中心のメンバーに再建したほうがいいんじゃないかなあと思ってます。。。
ペリカンズは怪我人考慮をしないつもりですが、ザイオンのコンディションがどうなのか次第過ぎて未知数でした。ウィリー・グリーンHC体制になってから、プレイオフに行ける実力は毎年あるのですが、今季は満を持してプレイイン行けるかどうかかなと思いました。
すいません、ここはザイオンのコンディション状態という怪我によるところで決めてしまいました。。。
もちろん、ザイオンがシーズンフル出場できるのであればプレイオフ進出も全然可能だと思います。
ただ一言、ザイオンかなり瘦せた・・・?本当に信じていいのかまだ不明です。。。
Tier5
サンズはKDとビール放出により、昨季より弱体化は免れないでしょうし、ロスターのポジションバランスの不安定さがシーズン通して勝ち抜けるのかがイメージ出来ないので、正直今季は苦しむと思います。
ジャズは今季も恐らくタンクすると思います。後は若手の成長で、ドラフト5位指名のエース・ベイリーがどこまでやれるのかが、将来ジャズの方針を左右するんじゃないかと。
マブスについて
今季はクーパー・フラッグを奇跡的に獲得出来、ロスターもかなり充実しているのでもっと上を目指せるんじゃないかと思われます。しかし、それでもクーパーは今年まだルーキーですし、カイリーがシーズン終盤あたりまで怪我による不在、ADのコンディションも未知数であることを含めると、個人的に今季は勝ちにいくのではなくて、
- クーパー成長に充てる事
- ウイング陣とスコアリング系ガードが少し渋滞しているので、トレードによるロスター整理
- 出来れば将来有望なプレイメイク出来るガードの確保
の3つが出来たら御の字でしょう。
3つ目に関しては、今2way契約中のポイントガードのライアン・ネムハードが大活躍して、本契約した後にローテーション入り出来るぐらいの実力であれば、マストではないですね。
出来ればクーパーに経験を積ませるために、プレイオフ行けたら行ってほしいところではありますが、まあ今季は緩く見ていけたらいいなと思ってます。
正直マブスの本当の勝負は来季からだと思っています。2026-27シーズンはADとカイリーがプレイヤーオプション前最後の契約年なので、現体制で戦うのであれば万全を期した時に戦うべきだと。
こんな感じでしょうか。
やはり西地区の予想は本当に難しいですね・・・
既に行っているチームもありますが、全チームのメディアデーも始まりますし、NBA開幕が近づいてきたなと思うとワクワクしてきます。