引用画像:Dallas Mavericks(@dallasmavs)さん / X
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
ついにNBA 2025-26シーズンが開幕しました!!
待ちに待ったこの日、いつも思いますが今シーズンも見どころたくさんなので、ファンの方たちと一緒にNBAを楽しみたいです!
今日は初戦のvsスパーズでホーム開幕戦。
化け物エイリアンことビクター・ウェンバンヤマと、今年ドラフト2位指名選手のディラン・ハーパーが所属しているチームなので、個人的にも楽しみな試合でした。
スターティングメンバー
PG:クーパー・フラッグ
SG:クレイ・トンプソン
SF:PJ・ワシントン
PF:アンソニー・デイビス
C:デレック・ライブリーⅡ世
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- ダニエル・ギャフォード
開幕初戦からルーキーのクーパーを先発PGに起用。これはプレシーズン最後の2試合でも起用していたスターターでしたが、ここで継続してこのラインナップを初戦から並べることになりました。
先発PGじゃないかと予想してたディアンジェロ・ラッセル(Dlo)は、ベンチから起用ということになるので、控えハンドラーとして活躍を期待します!
対戦相手のスパーズはプレシーズン調子が良かった事からでしょうか、予想していたスターティングメンバーでした。
個人的には、ヴァセル、シャンペニー、バーンズのスリーポイントをいかに抑えられるかが鍵。
シャンペニーは特にプレシーズンで60%を超える驚異の確率を記録したので、要注意です。
宴の始まりです!!
第1Q
- DAL 29 – 28 SAS
ADのダンクからスタート!
その前にAD⇒クーパーのアリウープが決まれば、会場大盛り上がりになったでしょうが惜しかった!
立ち上がりはPJ、ライブリーが早くもファウルトラブルでローテーションが崩されるような展開になってしまい、ナジ・マーシャルとクリスティを入れ、早くもADをワンセンターにする機会が訪れました。
その後にはライアン・Dloも入ってハンドラー2人にする時間もありましたが、ADが基本的にハンドリングをして1人でシュートまで持っていく時間が多い印象だったので、そこは気になるところでした。
あまりシュートも確率が良くなかったので、正直なところAD起点の攻めはあまりしてほしくないところです。
その中でもDlo・ADのP&Rで得点を挙げたシーンがあったので、この攻め方をもう少し増やしてもいいのではと思いました。
このQ、クーパーはまだ得点を挙げていません。
対するスパーズはウェンビーがブロックを炸裂、キャッスルがリムへのアタックを積極的にしてスコアを挙げ、ヴァセルもシュートの調子が良かったです。
ウェンビーがライブリー相手だと、外につり出してペリメーターから勝負する機会が多かったので、そうなるとマブスとしてはかなり辛く、ライブリーもファウルトラブルに苦しんだ要因の一つだと思います。
第2Q
- DAL 22 – 32 SAS
このQから悪夢の始まりでした・・・。
まずライブリーの代わりに入ったドワイト・パウエルがウェンビー相手に何も出来ず、ファウル2つ犯してしまい、パウエルもファウルトラブルになってしまいました。
クーパーも1対1のドライブで抜くことは出来るも、ウェンビーのブロックを恐れてシュートを打つことも出来ないなど、オフェンスの停滞が目立っていました。
その中で、打開したのがPJでした。普段ではあまり見ないミドルショットを決め、スリーも2本沈めたので、得点が欲しいときに仕事をしてくれました。
しかし、その後PJも3つ目のファールを犯してしまい、貴重なディフェンダーでもあるので、前半で3つのファールは非常に厳しかったです。
途中まで1ゴール差の展開が続いていましたが、あの怪物が目を覚ましてしまいました・・・
ウェンビーがハイライトにのるであろうリバースウィンドミルダンク(バスケットカウント付き)に続き、AD越しでミドルショットをバスカンで沈め、一気にスパーズに流れを持ってかれてしまいました。
その理不尽ダンクが↓です・・・
その後は、マブスがもったいないターンオーバーが続いてしまい、結果的に60対53で7点差にまで広げられてしまいました。
ここまでスパーズはウェンビーはもちろんの事、キャッスルも攻守共にすごく活躍していたので、対戦相手ながら非常に厄介でした。
そんなキャッスルの好守もあり、クーパーは前半無得点に終わりました。
第3Q
- DAL 21 – 33 SAS
後半になってクーパーがようやくミドルショットでNBA初得点を記録しました!
これまでかなりタイトにディフェンスされており、苦しい中でもショットを打っていましたが入らず、何とかセットオフェンスからネットを揺らすことが出来ました。
これは今後何年もリプレイされるようなシーンになるはずです。
ただその時間も束の間、ここでもウェンビーのブロックで逆速攻をされ、得点を次々と許してしまい、点差が縮まりません。
ライブリーがウェンビーに何とかついていこうと頑張っていましたが、ウェンビーの巧みなハンドリングからステップバックスリーをバスカン付きで決められてしまいました・・・。
その前はライブリーからブロックもしてますね。。。
もうこの選手なんなの・・・、見てて恐怖を覚えました。
その後ライブリーは5つ目のファールも犯してしまい、ベンチへ下がらざるを得ませんでした。
クーパーも初得点からリムへアタックを積極的にしていましたが、シュートがなかなか決まらず、チームとしてもターンオーバーが重なるなどミスも多くなり、得点が完全に止まってしまいました。
ここで初めてブランドン・ウィリアムスとジェイデン・ハーディをコートに入れてみたものの、改善は見られず、結果的に21点差まで開いてしまいました。
途中クーパーも3連続FGを挙げて奮起していましたが、相手にも簡単に点を取られてしまっていたので、点差が縮まることはありませんでした。
第4Q、結果・総括
マブス、負けました・・・
92-125
ブローアウトですね・・・
第4Q
- DAL 13 – 21 SAS
ゾーンDFをしくも、簡単にインサイドに割り込まれて得点を許すなど、マブスの選手たちは意気消沈しているように見えました。
ウェンビーにも引き続き好き放題やられ、最終的には40得点、15リバウンド、3ブロックとしてやられたタイミングで、お役御免。
試合もガベージタイムに入りました。
ADがポスタライズされてしまうのであれば、もう成す術はなかったように見えますね。。。
総括
3年連続で開幕戦スパーズとの対戦になり、3年連続勝利したかったところですが、完全に圧倒されてしまった試合になりました。
まずマブスに関しては、クーパーのハンドラーとしての仕事をスパーズのDFにつぶされたような印象で、Dloも今日は上手くコントロール出来ていなかったように思えます。
プレイメイクが上手くいかず、オフェンスで停滞しているのにも関わらず、ADの個人技からもシュートが入らないとなると、オフェンスに関しては非常に悩ましい所です。
クーパーがその課題を解消する選手になってもらうのに今後期待したいです。
まだレギュラーシーズン1/82試合が消化しただけ。
残り81試合でチームをいい方向にすればいいのだから。
スパーズは、正直今季もまだ育成期間なのかなと思っていましたが、キャッスルが2年目にしてここまで良い選手に育っていること、ウェンビーの理不尽さと周りの選手の安定感、ケミストリー構築が上手く組み合わされば、もしかするとプレイオフストレートインも夢じゃないかと思わせてもらった印象でした。
しかもここにディアロン・フォックスもまだいますしね・・・。天井が見えないチームです。
そうなればミッチ・ジョンソンHCもしかすると最優秀コーチ賞も取れるんじゃないかな。
対戦ありがとうございました。
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/sas-vs-dal-0022500004)を参照
本日の良かった選手
負けてしまった中でも、PJ・ワシントンは頑張っていた印象です。
前半競っている時にチームの得点が取れない中や、後半リードされて苦しい中、欲しいタイミングでスリーやミドルなどで繋いでいましたし、早い段階でファウルトラブルになってもDFで貢献する姿勢が見られたのも好印象でした。
もっとリムアタックしてフリースローもらうことも出来るんじゃないかと思います。
今後も期待してます。
あとは正直いなかったかな・・・。
私のXの方で、本日のマブスの出場選手のティア評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(スパーズ)の印象に残った選手
もう言うまでもなく、ウェンビー・・・
説明不要かと思います。
怪我だけは本当気を付けてね。
あとステフォン・キャッスルは本当良い選手だなと改めて思いました。
リムアタック、ハンドリング、ディフェンス、どれをとっても高水準で、対戦相手としては非常に厄介で、流石新人賞受賞をした選手です。
あとシュートが安定して入れば、より身体能力の高いシェイ・ギルジャス・アレキサンダーのような選手になるのも夢ではないかと思います。
このチームにディラン・ハーパーというもう一人の原石もいるんだよね・・・。本当贅沢ですよ(笑)
クーパー・フラッグ、デビューについて
今日はクーパーが記念すべきNBAキャリア初戦の日だったので、少し感想を書こうと思います。
苦いNBAデビュー戦になってしまいましたね・・・。
正直ハンドラーとしての動きは、アシストが0個で相手スパーズのキャッスルにスティールなどやられていた印象。これもNBAの洗礼なのかなと思って見ていました。
スコアリングについても、FG4/13で10得点と確率はあまり良くなかったですね。
リム周りの相手がウェンビーだったのもあるので仕方無いですが、ペイント内までアタックした後のフィニッシュ力を身に着けて、安定したスコアリング能力を今後身に着けていってほしい所です。
その中でリバウンド10個取って、ダブルダブルを達成したのはおめでとうと言いたいですが、やはり勝ちたかったです。
ただまだ1試合目なので、これで評価を決めるなんてのはナンセンス。
天井はまだまだ上にあるはずなので、今後試合を重ねていって成長を見届けていきたいです。
ずっと応援してます!
Next Game is・・・
次戦は日本時間25日(土)のvsワシントン・ウィザーズ(WAS)のホーム戦です。
ウィザーズも今日バックスと試合がありましたが、負けてしまいましたね。
同じ開幕戦負け同士、良い試合が出来たらと思います。
皆さんは今日の試合どうでしたか?
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
Go Mavs!


