“テキサスダービー、これがツインタワーか”_NBA 2025-26 マーベリックス レギュラーシーズン 第7戦 vs ヒューストン・ロケッツ(HOU)

2025-26シーズン

引用画像:Dallas Mavericks(@dallasmavs)さん / X

こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。

本日はテキサスダービーでvsヒューストン・ロケッツのアウェイ戦。

今オフに屈指のスコアラーであるケビン・デュラント(KD)を獲得し、間違いなく優勝候補のチーム。

ただマブスとしても連敗は何とか避けたいところです。

スターティングメンバー

PG:クーパー・フラッグ

SG:マックス・クリスティー

SF:クレイ・トンプソン

PF:PJ・ワシントン

C:ダニエル・ギャフォード

欠場選手:

  • カイリー・アービング
  • ダンテ・エクサム
  • アンソニー・デイビス
  • デレック・ライブリーⅡ世

スタメンは前回試合と同じくクーパーを先発PGとして起用し、ギャフォードをワンセンターにした布陣。ギャフォは復帰2試合目になるので、前回よりは足が動けてほしい所。

欠場者も前回から変化無し。ADも当初から2、3試合は休むだろうと言われているので、早ければ次戦で復帰予定のはずです。

対するロケッツは、主力メンバーの中だとPGのフレッド・バンブリートとウィングのドリアン・フィニー=スミスが欠場で、他はフルメンバー。

開幕2試合で全員身長2m以上のビッグラインナップとは違って、ジョシュ・オコーギーを先発SGに起用したラインナップは今の所負け無し。
OFFレーティングは125.2(リーグ1位)で抜群の攻撃力を誇っているので、果たしてマブスはこの猛攻を抑えることが出来たのか。

第1Q

  • DAL 28 – 24 HOU

先制点はクリスティーのリムアタックからの得点。

その後クーパーのリムアタックからの得点も決まるなど一時リードをしますが、ターンオーバーからアメン・トンプソンやKDを中心に得点を許し、すぐに追いつかれます。

その後はまたマブスがリードを保ちながら時間が推移していきます。

今日はセンターの2way契約選手である、ムーサ・シセイがメインローテーションとして初起用されましたが、ロケッツのセンター、スティーブン・アダムス相手に頑張って体を張っていました。

相手はアルペレン・シェングンとアダムスのツインタワーで攻めてきますが、相手のターンオーバーもあってかリードを許さず、最終的に4点リードでこのQを終えることが出来ました。

今日はクーパーがこの時点で9得点を挙げていましたので、この時点では今日シュートタッチが良さそうだから得点伸びそうって思いましたね。

第2Q

  • DAL 27 – 34 HOU

このQはとにかくロケッツのリバウンドの強さが明確に出ました。

FGはそこまで入っていなかったものの、シェングンやアダムス、クリント・カペラも出てきますが、彼らセンター陣と合わせてアメンにも持ち前の身体能力の高さもあって、オフェンスリバウンドを量産されます。

2ndチャンスを相手に多く渡してしまい、結果的に逆転されてリードを許す展開となってしまいます。

ただその中で、マブスはPJが奮起し、フリースロー付近でのフローターを次々と沈めていって得点を重ねていき、周りの選手も彼に続いて何とか食らいついていきます。

それでもロケッツはタリ・イーソンが連続で3Pを決め、アメンがリムアタックからエンドワン、豪快なアリウープを決めるなど、相手も譲りません。

シェングンにもポストプレイで得点を許してしまうなど、インサイドを支配されてしまいます。
やはりロケッツのセンター陣はいかつい・・・

マブスもPJが引き続いて得点を重ねていき、クーパーの3Pが決まるなどで結果的に3点差を追いかける展開まで持っていくことが出来ました。

見てて永遠にオフェンスリバウンド取られていた印象なのに、よく3点差に抑えれたなと思いました。

第3Q

  • DAL 23 – 23 HOU

序盤はギャフォードのフックが決まり、PJが果敢にフリースローをもらいながら得点を更に上げていき、シセイもアメンをブロックするなどでマブスが少しだけリードをします。

しかし、ロケッツもKDのミドルやシェングンのフック、後半から投入されたアーロン・ホリデーが3Pを沈めていき、またリードを広げられてしまいます。

その中でもクリスティーが連続で3Pを決めて気を吐きますが、ポゼッションをものに出来ず、トランジションから得点を次々と許してしまい、最大7点差まで広げられてしまいます。

シセイもここまで頑張っていましたが、パスミスやアダムスにインサイド争いでカモられてしまい、苦しい状況が続きました。

ただロケッツも終盤シュートが落ち続け、DLoのフリースローやPJのリムアタックからの得点で結果的に3点差まで縮めることになります。

このQ同点で3点差のまま何とか食らいついていますが、果たして結果はどうなったのか・・・

第4Q、結果・総括

負けました・・・、これで2連敗。

前回に続いて終盤で地力の差が出てしまいましたね・・・。

ただそこまで差は離れていなかったので、最後は勝ち切りたかった試合でした。

第4Q

  • DAL 24 – 29 HOU

このQは序盤また9点差までリードを広げられるも、ディフェンスから流れを作り、PJのフリースローとギャフォードのアリウープダンクやプットバックダンク、DLoの3Pで何とか追いつこうとします。

KDに3Pを連続で決められリードを広げられそうになりつつも、ギャフォードが連続で体を張ってゴール下を決め続けていき、それに応えるかのようにクリスティーがバックカットからフリーでダンク、PJが速攻でエンドワンのダンクを決め、ついに追いつきます。

しかし、その後PJがナイスブロックとスティールもありましたが、DLoとギャフォードのコンビネーションで連続してシュートが決まらず、相手にチャンスを与えてしまい、シェングンが決勝のゴールを決めます。

結果、ファールゲームの時間帯となり、何とか追いつこうと画策しますが万事休す。

8点差で敗戦となりました。

後半から、特に第4Qでギャフォードは体を張って得点に絡んでいき、計14得点(FG:7/9)を挙げ相手のセンターに負けじと頑張っていました。
しかしやはりプレイタイム制限があったのか、ノッてきた所で途中パウエルと交代をせざるを得ないように見え、悔やまれる結果となりました。

総括

最後は力尽きたという結果になりましたが、やはり勝負所で頼れる選手が欲しいですね・・・。

ただクーパーはまだルーキーなので、この役割をいきなり与えるというのは酷な話ですが、カイリーが復帰するまでの経験としてもっとボールを託していいんじゃないかと思います。

時間が進むにつれてボールを触る機会が減ったような印象で、結果的に12得点(FG:5/10 3P:2/5)で終わってしまいましたし、成長の為にもクーパー中心のオフェンスシステムをもっとやってみてほしいです。

本日シセイがメインローテーションとして初起用されて、アダムスやカペラにインサイドでのリバウンド争いなどでやられていましたが、ここはいい経験だと思って今後に活かしてくれたらと思います。

逆にシセイが入ったことで、ギャフォードのプレイタイムを抑えることが少しでも出来たと考えれば、今日はここまで闘えてなかったかもしれないので、2way契約選手としてよく頑張ったと思います。

何せうちのセンター陣は怪我がどうしても多いので、シセイにはこういう試合もこれからいくつかあるはずなので、準備をしっかりしてこれからも頑張ってほしいです。

ロケッツは、KDを途中まで比較的抑えることが出来ていましたが、最後は3Pを勝負所できっちり決めてくるのは流石でした。
ただそれ以上にセンター、特にリバウンドの部分で差が大きく出たと思います。

マブスは主力のセンター2人が怪我でいなかったので言い訳を許してほしい所ですが、シェングン、アダムスのツインタワーに対しては、正直回答が無かった印象です。
アメンの身体能力を活かした突進にも、太刀打ちできなかったです。

これで今季2度目の2連敗となりましたが、終盤勝ち切れない事以外は良くなってきていると思うので、ここから挽回してほしいです。

※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/dal-vs-hou-0022500160)を参照

本日の良かった選手

PJ・ワシントンでしょう。負けてしまいましたが、本当に良く頑張ったと思います。

29得点(FG:11/20 3P:1/5 FT:6/10)12リバウンド2スティール1ブロックでチームハイのスコアラーとなりました。

前回試合ではシュートがほとんど入らず、オフェンスで足引っ張った形になりましたが、今日は打って変わってフローターやリムアタック、速攻で前を走ってエンドワンダンクを貰う等、チームを引っ張る活躍を見せてくれました。

何とか食らいつけたのも、彼のおかげが一番大きいと思います。

私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。

(tasuke(@tasuke2413)さん / X)

対戦相手(ロケッツ)の印象に残った選手

アメン・トンプソンアルペレン・シェングンです。

2人にはインサイドをかなり荒らされました。

アメンの身体能力はやっぱりエグイですね・・・。フリースロー外したのを自ら取って、その後シェングンからのリバースダンクアリウープは今日のハイライト間違いないでしょう。

シェングンもポイントセンターとして周りを活かすプレイメイクや、自らでも攻めることが出来るスコアリング力も発揮していましたので、流石チームのエースといった働きを見せられました。

次戦

日本時間11月6日(木)のvsニューオリンズ・ペリカンズ(NOP)のホーム戦です。

ここで連敗は止めたい。

ペリカンズも現時点ではまだ勝ち星を挙げていないので苦しい状況ではあると思うので、こういったチームには何としても勝ちたい所です。

またホームに帰ることが出来るので、いい意味で観客達に「Fire Nico」を出させないようなパフォーマンスを見せてほしいです!

皆さんは今日の試合どうでしたか?

順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。

GO MAVS!

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