引用画像:Dallas Mavericks(@dallasmavs)さん / X
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
今日から11月の試合が始まります。まず11月初戦の相手はデトロイト・ピストンズ。メキシコシティの会場、アレナ・シウダ・デ・メヒコにて開催されます。
シーズン中では希少な海外での公式戦なので、ホームのアドバンテージなどは無く、歓声の後押しも両チーム均等になったでしょう。
思ったのは、両チームでメキシコにルーツを持ってる選手っているんでしょうか?
試合見ててそれに関する紹介が無かったはずなので、恐らくいないと思いますが。
ピストンズは昨季勝率を一気に上げ、東の強豪へと成り上がったチームです。
特にケイド・カニングハムの成長が大きかったですね。
果たして今月初勝利、今季初の連勝を挙げることが出来たのか。
スターティングメンバー
PG:クーパー・フラッグ
SG:マックス・クリスティー
SF:クレイ・トンプソン
PF:PJ・ワシントン
C:ダニエル・ギャフォード
欠場選手:
- カイリー・アービング
- アンソニー・デイビス
ADが前回試合にて左ふくらはぎを負傷し、本日は欠場。
しかし、これまで怪我の影響で出れなかったギャフォードが復帰で今季初出場!
とりあえず、主力センター全員不在という最悪の事態は免れることは出来たと思います。
対するピストンズは、主力メンバーとしては今季でルーキー契約が終了するジェイデン・アイビーが欠場。
これまで戦ってきたスタメンと変わりは無さそうです。
果たしてエースのケイドを抑えることが出来たのか。
第1Q
- DAL 27 – 30 DET
先制点はピストンズのアサー・トンプソンのフローターから始まり、そこからマブスのシュートが連続でミスをし、7-0のランを許します。
その後マブスは、今季絶好調のクリスティーのコーナースリーからチーム初得点。
クレイがスリーを2連発で沈めるなど、ピストンズとの点差を縮め、しばらく後ろをついていく展開が続いていきます。
ギャフォードはまだ復帰後なのか、足が動いていない印象でした。
その後パウエルと早い段階で交代し、前の試合でも活躍しましたが、センターとして良い働きをこの時でもしていました。
チームバスケらしいワンツーパスを受けてダンクも決めていました。
それでもピストンズは、ジェイレン・デューレンが連続アリウープでダンクを次々と決め、、控えセンターのアイザイア・スチュワートにもインサイドでイージーに決められますが、マブスもそれに食い下がるも均衡した試合が続きます。
最終的にナジが3Pを沈め、3点リードで第2Qへと移ります。
デューレンが早速インサイドで暴れていますね・・・
第2Q
- DAL 31 – 32 DET
このQ頭からは、PJをセンターにしたスモールラインナップを起用し、見事これがはまり、一時9点差リードに広げていきます。
しかし、その後パウエルを戻したラインナップでいきますが、ファールが重なっていき、早い段階でチームファウルが溜まり、ボーナスでフリースローを多く与えてしまいます。
今日は笛が特に軽かったような気もしますが・・・
結局相手のフリースローが増え、リードも溶けてしまい、そこから更にデューレン、トバイアス・ハリスに速攻で得点、アサー・トンプソンのスリーでリードを最大10点まで広げられます。
それでもマブスは、ディフェンスから流れをまた作り、BWillが得点を重ねていき、クリスティー、クレイの3Pも決まり、逆転をします。
クーパーもリムアタックからフリースローを獲得してリードを広げようとしますが、相手エースのケイドが1on1からレイアップを決め、結局2点リードで前半を終えます。
第3Q
- DAL 32 – 28 DET
後半開始からはマブスが主導権を握る形となり、ギャフォードもインサイドでファールを貰いフリースローで今季初得点、さらにバスケットカウントでフリースローも沈め、リードを広げました。
しかし、その後すぐにダンカン・ロビンソンが3P、デューレンの速攻からの得点やケイドのフリースローで追いつかれます。
ただここからディアンジェロ・ラッセル(DLo)が3Pフリースロー、ミドルショットも沈めていき、今日の試合かなりノリにノリます。
ピストンズも負けず、シーソーゲームの時間帯が続きますが、ギャフォードのアリウープが決まったり、DLoがまたしても3Pを沈め、最終的にリードを6点まで広げていきます。
第4Q、結果・総括
負けました・・・、11月初戦勝利とはなりませんでした。
ここまで悪くない展開だったからこそ、勝ちたかったです。。。
第4Q
- DAL 17 – 35 DET
ここからオフェンスは、終盤に入るまでほぼDLoの得点で保っていたと言ってもいいかもしれません。
相も変わらず、逆転されたりとシーソーゲームが続きましたが、DLoが今日3Pを高確率で沈めていた反面、他の選手のシュートがなかなか入りませんでした。
そのDLoもターンオーバーを連続で犯すなどして、リードを広げられてしまいます。
クーパーがアタックを積極的にしてフリースローで得点を重ねていきますが、やはりケイドが凄かった。
デューレンもインサイドを終始支配していましたし、ケイドのアシストと勝負所でのスコアリングが光り、完全にエースをしていました。
残り1分を切った時に、クレイを投入して一発逆転を図ろうとしていましたが、そのクレイの3Pが決まらず、逆に最後はケイドに止めの3Pを沈められ、試合終了。
結果的に12点差で敗北となりました。
総括
今日はリードを許すも追いつき、リードを広げようとするも追いつかれの展開が多く、最後は力尽きたといった印象の試合でした。
ギャフォード復帰は助かった部分ですが、やはり復帰明けなのかあまり足が動いていなかったように思えました。
実際ジェイレン・デューレンにインサイドでかなりやられましたし、リハビリとして挑むには相手が悪かったです。まあまだ開幕して6試合だけなので、徐々に慣らしていけばいいと思いますが。
今日はDLoがスコアリング面でチームを引っ張る形となって、終盤まで接戦が続きましたが、クラッチタイムでケイドのプレイメイクと得点力が発揮され、デューレンにも終始やられてしまいました。
マブスはここまで、チームとして3Pに関する数値が最下位の所を、今日は16本も沈めることが出来たので、普段と違ってこれだけ決めたからこそ、勝利をしたかった試合でしたね・・・
ターンオーバーの差も大きかったと思います。(マブス:15、ピストンズ:7)
ピストンズは、ケイドやデューレンはもちろんの事、アサー・トンプソンとロン・ホランド二世のディフェンスも非常に良かったと思います。
なかなかマブスのペイントアタックを気持ちよくさせてもらえず、特に彼らに抑えられた印象でした。
ダンカン・ロビンソンにも要所で得点を許してしまい、かなり振り回されました。
ピストンズもいい若手がたくさんいるので、正直羨ましいです・・・
これで2勝4敗となり、なかなかエンジンがかからないスタートとなっていますが、言い訳すると怪我人が多い事もあり、落ち込むことはないと思っています。
次に向けて切り替えていきましょう。
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/dal-vs-det-0022500147)を参照
本日の良かった選手
ディアンジェロ・ラッセルです。
これまで5試合で3Pが4/22と低調でしたが、今日だけで7本決め、31得点でチームハイのスコアリングリーダーとして頑張っていました。
ただ終盤のターンオーバー連発で犯してしまったのはかなり痛かったので、今後は注意していただきたい所です。
何にせよ、彼のスリーが無ければもっとリードを広げられたと思うので、次からも期待したいです。
私のXの方で、出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ピストンズ)の印象に残った選手
ジェイレン・デューレンです。
文句無しでしょう。
33得点(FG:13/16 FT:7/8)のキャリアハイ、10リバウンドと彼のセンターとしての働き、インサイドの支配力は圧倒的でした。
ギャフォード、パウエルが手も足も出ていなかったです。
オフェンスでのポジショニングが上手く、ほとんどアリウープを含むダンクで仕留められました。ほとんどFGはダンクかエンドワンじゃないですか??
まだ延長契約が決まっていないですが、ピストンズは間違いなく残した方がいいと思います。
ケイド・カニングハムにもやられました。
得点は21得点(FG:7/16 3P:2/4 FT:5/8)と彼にしては少なく見えますが、何といってもアシストの数が18と量産したことから、他選手へのボール裁きがほぼ完璧な印象でした。
ダブルチームを仕掛けても、難なく冷静に空いている選手へパスを供給して得点を演出したりと、プレイメイク面で圧倒的でした。
終盤の勝負所でのスコアリング能力についても、流石としか言いようがありませんでした。
次戦
日本時間11月4日(火)のvsヒューストン・ロケッツ(HOU)のアウェイ戦です。
ロケッツは開幕前からオフの補強に成功したチームとして、間違いなく強豪になると思っています。開幕から2連敗したものの、その後は3連勝で圧倒的な得点力を誇っています。
テキサスダービーとなりますが、それに相応しい良い試合を期待したいです。
皆さんは今日の試合どうでしたか?
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
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