引用画像:Dallas Mavericks(@dallasmavs)さん / X
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
今日は開幕からホーム5連戦の最終戦。
相手は昨季東地区ファイナル進出チームのインディアナ・ペイサーズ。
OKCに続いて、昨季のファイナル進出チームとの連戦になりましたが、果たして連敗を避けることは出来たのか。
スターティングメンバー
PG:クーパー・フラッグ
SG:マックス・クリスティー
SF:クレイ・トンプソン
PF:PJ・ワシントン
C:アンソニー・デイビス
欠場選手:
- カイリー・アービング
- デレック・ライブリーⅡ世
- ダニエル・ギャフォード
- ダンテ・エクサム
いざこざはありましたが、BWillが出場可能となりました。ギャフォード、ライブリー、エクサム、カイリーは変わらず欠場。
クーパーも左肩の状態が心配でしたが、無事出場可能ですね。
今日もワンセンター、スモールラインナップのローテーションで行く事になりそうで、ADの負担も必然的に大きくなり、タダでさえ怪我が増えてきているので気を付けて頂きたいところ。
対するペイサーズもハリバートン、ネムハード、マッコネルのガード陣、さらにトッピン、マサリンなどの主力メンバーが欠場。早くも野戦病院となっていますね・・・
なので、どういうローテーションで闘ってくるのか。
オフでマイルズ・ターナーの移籍により、センターの戦力がダウンしたはずなので、ADの爆発にも期待できるはずです。
それにしてもペイサーズ、ハンドラーいないけど大丈夫か・・・。
第1Q
- DAL 25 – 30 IND
先制点はペイサーズに許しますが、その後クーパーのリムアタックでベン・シェパードを吹き飛ばし、ダンクからマブスの得点がスタート!
大体マブスの先制点はクレイからが多いイメージでしたが、クーパーからは今季初ですね。
しかしその後はジャレス・ウォーカー、アーロン・ネスミスにスリーを決められるなどして、ペイサーズにリードを許してしまいます。
それでも、ADのリムアタックやクリスティーのエンドワンでマブスも食らいついていきます。
しかし、ADがドライブでペイント外からフローターを決めた後の着地で足を負傷・・・。これによりロッカールームへ下がらざるを得なくなりました。
元々アキレス腱を痛めていたのでそこから悪化したものかと思いますが、その後姿を現れることはありませんでした・・・。
その後、パウエルをADの代わりにセンターとして起用し、何とかリードを縮めたいところでしたが、レイジェイ・デニスのスリー、パスカル・シアカムのフリースロー、クエントン・ジャクソンのイージーダンクで得点を重ねられ、リードを最大8点差まで広げられます。
終盤はディアンジェロ・ラッセル(DLo)がレイアップ、スリーで最終的に5点差まで縮めますが、ADが怪我で抜けたのが痛い所でした。
第2Q
- DAL 27 – 25 IND
このQからブランドン・ウィリアムス(BWill)を投入し、早速レイアップで得点を挙げます。
しかし、シアカムにエンドワンを含む連続得点、相手センターにミスマッチをつかれて得点を許すなどして、最大14点差まで再度リードを広げられます。
ジェイデン・ハーディも前回試合の活躍から早めのプレイタイムを貰えてはいましたが、スリーを1本決めたものの、ハンドラーとしてターンオーバーを犯してしまうなどミスもあった為、少し厳しい状況でした。
リードを広げられた中、ここで奮起したのがBWillでした。
リムアタックからのレイアップ、ミドルショットで得点を次々と挙げていき、停滞していたオフェンスを打開しました。
チームディフェンスでも24秒バイオレーションを与えるなどで良くなっていき、2点差までリードを縮めます。
パウエルがナイスディフェンスやブロック、リバウンド争いでファールを貰い、ボーナスでフリースローを稼いでいくなど、泥臭い良い働きをしていました。
結果的にクーパーが最後シアカムをしっかり守り、55-52と3点差を追う形で後半に移ります。
ただ個人的に気になる瞬間があり、なぜクーパーがコーナー待機して、クリスティがトップからハンドラーをしているのかが謎でした。
普通逆じゃないの?って思いましたし、クリスティーはこれまでコーナースリーの確率が非常に良く、使われる側の働きをした方が絶対適しているはずです。
もう少しクーパーをハンドラーとして信頼してもいいんじゃないかなって思いました。
第3Q
- DAL 29 – 19 IND
ハーフタイム中にADがこの試合復帰は不可能という情報が確定したところから後半が始まり、この時はこの後も厳しいなと思っていました。
後半最初は点を取り合う展開となり、一時逆転をしますが、シーソーゲームが続きます。
しかし、ペイサーズがこのQ19得点しか取れなかったことからも分かる通り、チーム全体のディフェンスが光っていました。
相手に24秒バイオレーションを奪うなどして、ディフェンスから流れを作り、6点差までマブスがリードを広げます。
クーパーもこの段階ではまだ1桁得点で、FGも入らず、オフェンスでは苦しんでいました。
しかしディフェンスでしっかり相手にマークをし、ブロックも炸裂するなどしてシュートを落とさせていました。
ケイレブ・マーティンも今季初スリーを含む6得点を短時間の内に挙げ、ディフェンスでもスティールを見せるなど仕事をこなしていました。
最後、残り少ない時間にBWillをベンチから投入し、ボールを託したBWillのリムアタックからのレイアップが見事ブザービーターとなり、リードを7点に広げて最終Qを迎えます。
第4Q、結果・総括
勝ちました!
最後ヒヤッとしましたが、何とか連敗を避け、ホーム5連戦最終試合で勝利を飾る事が出来ました!。
第4Q
- DAL 26 – 31 IND
パウエルがこのQ特に素晴らしい活躍を見せてくれました。
堅実にハンドラーへピック&ロールを行い続け、ペイント内でスコアを挙げていきます。
本日立役者の2人のピックアンドロールからエンドワンも見せてくれました。
この2人が調子良かったというのが分かるプレイだったと思います。
DLoもベースラインからペイントへカットしたクーパーにアシストでエンドワンを演出するなど、プレイメイクが良く出来ていました。
その後、こちらのタフなディフェンスで相手シュートを落とさせ、2ポゼッション連続速攻で得点を重ねていき、最大12点までリードを広げます。
しかし、ペイサーズも負けずデニス、ジャレスがスリーを連続で沈めていき、徐々にリードを縮められてしまいます。
ただ今日のパウエルは泥臭い働きを本当にこなしてくれました。
オフボール、リバウンド争いでファールを貰い、ボーナスでフリースローをしっかり決めます。
この時点でパウエルは、BWillに次ぐ2番目のスコアラーとなり、想像以上の活躍を見せてくれました。
それでもペイサーズはシアカムが連続でスリーを沈め、クリスティーがパスミスを犯してしまった後にデニスがスリーを決め、3点差まで追いつめられることになりました。
BWillが追いつかせまいとスリーを最後放ちますが、これが大きく外れ、ペイサーズボールになったところでボールを持っていたデニスにわざとスリーを打たさずファールをして、フリースロー2ショットとなります。
これで勝負がついたかと思いきや、2点差の状況でフリースロー2本目が外れたのをペイサーズがリバウンドを取り、フリーになっていたネスミスにボールが渡り、スリーを放たれてしまいます。
結果、間一髪でこれが外れ、マブスが2点差で勝利をしました!
本当ヒヤッとしましたよ・・・・
総括
第1Q中盤からADが足の負傷により、復帰不可能と分かった時はどうなるかと思いましたが、見事その穴をマブスのベテラン、ドワイト・パウエルが救いました!
ペイント内で相手に好き放題させないハッスルと、堅実で泥臭いプレイをこなし、見事ADの抜けた穴を埋める活躍を見せてくれたと思います。
前回試合ではADワンセンターと、ADを休ませる間で仕方なくスモールラインナップをしくような展開に見えましたが、今日は積極的にパウエルを使ったセンターありのラインナップが多かった印象だったので、キッドHCもよく起用し続けました。
ただ問題は、センター不足が今後どこまで続くのか・・・。
やはりパウエルだけでは、今日みたいな活躍をずっと続けろというのは酷な話ですし、誰か1人でも復帰してほしいです。
今日はスモールラインナップでPJをセンターにした布陣の時も、足を動かして相手の攻撃を止めることが出来ていましたが、エース級のセンターがいるチームで通用するのかどうか。
次戦はピストンズなので成長著しい若手のジェイレン・デューレンがいるので、インサイドを支配されないようにしたいです。
相手のペイサーズも主力メンバーを多く欠いており、その中でパスカル・シアカムを筆頭に、ジャレス・ウォーカー、レイジェイ・デニスのスコアリング、ジェイ・ハフの4ブロックからも分かるように、インサイドでのリムプロが炸裂していたのもあり、非常に危ない試合展開となりました。
メインハンドラーがいない中、ベンチメンバー含む全員でその役割をこなしていたと思います。
助かったのは、アーロン・ネスミスのスリーが不発だった事ですかね。
彼は昨季のプレイオフでは爆発していた試合もあったので、今日がその試合じゃなくて良かったです。
ハリバートンは恐らく今季全休なので不在だとは思いますが、次は彼以外のフルメンバーのペイサーズとの試合を見たいです。
怪我だけは避けようが無いですが、お互いその中で早く復帰できるよう願ってます。
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/ind-vs-dal-0022500133)を参照
本日の良かった選手
ドワイト・パウエル、ブランドン・ウィリアムス(BWill)です。
パウエルは上記でも述べましたが、センター不足の中、さらにADを失った後によくその穴を埋める以上の活躍をしてくれたと思います。
ゴール下でのハッスル、ピックアンドロールのタイミングと泥臭いプレイも難なくこなしていたので、チームの要ともなっていました。
しかもスタッツでも18得点(FG:4/6、FT:10/12)、6リバウンド、1スティール、2ブロックと申し分ない記録を残しましたので、今日のパフォーマンスは文句無しでした。
BWillも20得点(FG:9/14、FT:2/2)とチームトップのスコアを挙げ、オフェンスでチームを引っ張るパフォーマンスを見せてくれました。
まだ私がマブスのファンではなかった昨季から見ても、やはり彼はスコアリングガードとしてのポテンシャルは非常に高く感じていたので、この活躍を今後も期待して、チームを勝利に導く手助けをしてほしいです。
私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ペイサーズ)の印象に残った選手
特にこれといった選手は試合通して見てて居ませんでしたが、強いて言うのであれば
ジャレス・ウォーカー、レイジェイ・デニスですかね。
ジャレスは2023年、あのウェンビードラフトと言われた年のドラフト8位で3年目の選手ですが、20得点(FG:5/19 3P:4/10)で主力が多く欠けている中、シアカムに続いてスコアリングに貢献していたと思います。
FG確率は悪いですが、要所でのスリーを決めてきたのは地味に厄介でした。
あとデニスに関しては、この試合を見るまでどういう選手か分からず、初めましてレベルの認識でしたが、どちらかというとデニスの方が嫌なタイミングでスリーを決めてきたので、こちらも厄介でした。
しかも2way契約でまだ2年目の選手なので、本契約を勝ち取るための十分アピールにはなったのではないでしょうか。
シアカムはスタッツこそ27得点13リバウンドと一番目立っていますが、最後のスリー2連発を除くと、FG率は39.1%とあまり良くない確率でしたので、今日に関してはそこまで怖い存在とは言えなかった印象でした。
マブス側もシアカムを警戒して彼に対してタフに守れていたので、大分苦戦したんじゃないでしょうか。
次戦
日本時間11月2日(日)のvsデトロイト・ピストンズ(DET)、メキシコの会場で対戦です。
今日で10月の試合は5試合のみでしたが、全て終了。
ピストンズは昨季大躍進したチームなので、東の強豪なのは間違いないはずです。
これ以上怪我人が増えないよう、上手くタイムマネジメントを行って試合をこなしていって欲しい所ですね。
皆さんは今日の試合の感想はどうでしたか?
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
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