引用画像:Dallas Mavericks(@dallasmavs)さん / X
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
昨日は今季初勝利を飾り、BtoBを迎えた本日は、昨季王者オクラホマシティ・サンダーとのホーム戦です。
今日で4試合目。王者相手にどのようなバスケが出来たのか。
昨日に引き続きハードウッドクラシックナイトで、緑ユニフォームでの試合です。
スターティングメンバー
PG:クーパー・フラッグ
SG:マックス・クリスティ
SF:クレイ・トンプソン
PF:PJ・ワシントン
C:アンソニー・デイビス
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダニエル・ギャフォード
- ダンテ・エクサム
- ブランドン・ウィリアムス
- デレック・ライブリーⅡ世
今日はライブリーが右ひざ打撲により欠場となり、ADをワンセンター起用でスタメンとしては今季初のラインナップ。
ライブリーの代わりに、先発SGとしてクリスティを初スタメン起用しました。
センターの層がまた手薄になってしまい、パウエルを使う時間があるのか、ADを下げた時にスモールラインナップを起用していくのか、どうなるのでしょうか。
長いレギュラーシーズンですが、早速怪我人が増えてきているので、ここのマネジメントをキッドHCが上手く行う必要がありそうです。
対するOKCも、ジェイレン・ウィリアムス、アイザイア・ジョー、ケンリッチ・ウィリアムスなど主力選手が開幕から欠場が続き、アレックス・カルーソも不在なので完全体とは言えない状況ですが、開幕から3連勝。
やはり主力が欠けてるとはいえ、チャンピオンチームはそう崩れないですね。
シェイもここまで3試合平均40得点とMVPの実力を遺憾なく発揮していますし、マブスは彼の猛攻を止めることが出来るのか。注目です!
第1Q
- DAL 24 – 28 OKC
開始早々からマブスはスリーを連続で落としてしまい、ADのミドルで何とか最初の得点を取りますが、その後シュートが入らず、ターンオーバーも犯してしまい、OKCが11-2のランでリードを許してしまいます。
その後DLoが入ってボールの循環が良くなったのか、クリスティ、クレイがそれぞれスリーも入り、何とか食らいついていきます。
相手エースのシェイには所々ミドルをディフェンスの上から決められたりしていますが、途中で入ったナジ・マーシャル、ケイレブ・マーティンがシェイを止めるシーンがあったり、気持ちよくプレイをさせてはいませんでした。
得意のドローファールでフリースローを1本も与えていないので、グッドディフェンスです。
ただ、その代わりにベンチからアーロン・ウィギンスや、エイジェイ・ミッチェルに得点を重ねられ、なかなかリードを奪うことが出来ません。
結果的にOKCが4点リードで終了です。
PJがフリースロー(1/5)と外しすぎでしたね・・・。
第2Q
- DAL 18 – 20 OKC
第2Qも追いつけそうで追いつけない点差が続きます。
ベンチから出場のエイジェイ・ミッチェル、アーロン・ウィギンスに1on1から得点を許す展開が続き、マブスもADを中心にシュートを決め続けていきます。
ただスリーがチームとしてもなかなか入らず、攻撃パターンがAD頼りになっていたので、もどかしい時間帯が続きました。
AD以外だと、ナジ・マーシャルのディフェンスが良かったです。
しっかりとエイジェイやシェイのアタックを守れていたシーンもあったので、得点を抑えることも出来ましたし、数少ないチーム得点の中スコアも上げていました。
しかし、ルーキーのブルックス・バーンハイザーにミドル、アイザイア・ハーテンシュタインにインサイドから得点を許してしまうなど、このQ終始リードを奪うことが出来ず、前半を6点追う形で終えます。
ここまで、ADが試合を重ねる毎に段々と良くなっている印象です。
今日はライブリーが不在なのでワンセンターせざるを得ない状況ではありますが、やっぱワンセンターの方がいいかなあ・・・。
第3Q
- DAL 27 – 39 OKC
後半開始序盤は、点差を詰めかけるシーンもありましたが、その中で相手のチェット・ホルムグレンの豪快ダンクが炸裂してしまいました。
ここから試合の流れはOKCに持っていかれたように思います。
シェイとチェットを中心に得点を重ねていき、ついに2桁以上のリードを許してしまう展開に入ります。
とにかくマブスのFGシュートが入らず、相手ボールに渡って速攻やリムアタックをやられてしまい、どんどんリードを広げられてしまいます。
決してOKCもスリーは入っていませんが、こちらもチャンスをものに出来ていなかったので、ジャブを少しずつ喰らっているような気分でした。
ここでジェイデン・ハーディを投入し、スリーを決めるも、エイジェイ・ミッチェルがとにかくDLoを狙ってきたりと、得点をどんどん重ねていったので、彼にかなりやられてしまいます。
20点近く広げられそうなところで、ハーディがまたもスリーを決めて一矢報ますが、結果的に87-69の18点差で最終Qを迎えます。
第4Q、結果・総括
負けました・・・
しかし1点差まで迫る時もあり、本当に惜しかった!
まさかの怒涛の追い上げでもしかすると?と思いましたが、後一歩届かずでした・・・
第4Q
- DAL 25 – 14 OKC
最終Q、嘘のようにマブスの怒涛の追い上げが始まりました。
序盤はターンオーバーから連続得点を許してしまい、最大22点差までリードを広げられました。
しかしその後、相手にフリーでスリーを打たれたり、ハーテンシュタインにオフェンスリバウンドを取られて2ndチャンスを与えてしまうも、立て続けにシュートを落とします。
その間にオフェンスで引っ張っていたのが、ハーディでした。
果敢にペイントアタックからのエンワン、ミドルショットやスリーを沈めていき、リムアタックで相手DFを引き付けて外へキックアウトしてスリーを演出するなど、彼がよく目立っていました。
普段出場機会が少ない選手がこういった活躍をしてくれると、やっぱり何か起こしてくれるという期待を持ってしまいます!
そこからまさかの射程圏内の点差まで縮め、さらにPJがシェイをブロック、速攻からADのエンワンで会場は大盛り上がりでした。
これで3点差まで縮め、OKCもシェイが攻め続けますが、それでもシュートを落とします。
そしてついにDLoのフローターが決まり、1点差まで迫りました!
しかし、ここでマブスは力尽きたか。
シェイへのダブルチームからインサイドへのDFローテーションミスでハーテンシュタインがノーマークになり、3点差に。
その後DLoがスリーを放ちますが、リングに嫌われます。
残り22秒、チェットがリバウンドしたボールをPJがはじいてアウトオブバウンズにし、チャレンジをしましたが、その前にPJの足が当たっているとの判定でOKCボールに。
ここからマブスはファールゲームをしますが、シェイ、チェット共にフリースローを落とさず、万事休す。
最終的に7点差で敗戦となりました。
総括
非常に惜しかった!
最終的にチーム全体のFG%は低確率の37.9%でしたが、恐らく最終QでFG%を上げてこの数字なので、途中までは非常に低確率だったんじゃないでしょうか。
OKCはペリメーター、PoA(Paint of Attack)ディフェンスが非常に良いので、相手の攻めるようなディフェンスに苦しんでいたとは思いますが、シュート精度をもっと上げていきたいです。
実際見ててもシュートが本当に入らない時間が続き、AD頼りで何とか繋いでいましたが、正直ブローアウトされててもおかしくない展開でした。
やはりNBAは最後まで何が起こるか分からないスポーツリーグ。
こういった追い上げを見せる試合も非常に面白かったので、やっぱNBAは楽しいです!
クーパーは2得点(FG:1/9 3P:0/3)2リバウンド2スティールと不発に終わりましたが、そういう日もあります。
これも勉強だと思って、次戦からその学びを活かしていけばいいと思います。
ただ心配なのは、クーパーは単純に今日の試合調子が良くないことで終盤ベンチの時間が長かったのかなと思っていましたが、左肩を負傷していたようです。
キッドHC曰く、今週の残りの試合については、明日状態を見て判断するようです。
まだシーズンは長いので怪我が長引きそうであれば、ゆっくり休んで完全に治してから試合に挑んで欲しいと思っています。
全く無理をする期間では無いですからね。お大事にしてください。
OKCは第3Qまでは、さすが王者といった落ち着きのあるバスケをしていたなという印象でしたが、最終Qで追い上げられる状況になり、内心焦っていたと思います。
しかし最後予想外のクラッチタイムになっても、追い上げに屈せず、逃げ切ることが出来ました。
何人か主力が欠けている中、開幕4連勝ですが、連覇も夢では無さそうです。
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/okc-vs-dal-0022500119)を参照
本日の良かった選手
ADも良かったのですが、今日はジェイデン・ハーディを挙げたいです。
今まで満足のいくプレイタイムを貰えてはいませんでしたが、窮地の中果敢にオフェンスを引っ張り、存在感を見せてくれたんじゃないでしょうか。
スタッツこそ11得点(FG:4/9 3P:2/4)と爆発的なものではないですが、追い上げのきっかけとなるスリーやエンワン、ミドルも決めましたので、非常に良かったと思います。
DFでも2スティールを記録していましたし、シェイやエイジェイへスイッチした時のマンディフェンスも悪くなかった印象でした。
怪我人も増えてきており、今後もプレイタイムが伸びるはずなので活躍期待してます!
私のXの方で、出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(サンダー)の印象に残った選手
今日はシェイよりもエイジェイ・ミッチェルの方が印象強かった気がします。
最終Qは少しブレーキがかかっちゃいましたが、ベンチ出場ながら17得点(FG7/14)。
後半の途中までシェイの代わりにペイントアタックやタフショットを沈めて、オフェンスを引っ張る時間もあり、かなり厄介な選手だったと思います・・・。
今の所、6マン賞受賞出来るぐらいの活躍じゃないでしょうか?
OKCからはどんどんこういう良い若手が現れてきますね。羨ましすぎる限りです。
ハーテンシュタインも16得点(FG8/11)12リバウンドと、非常に良い働きをしていました。
最終Qにはオフェンスリバウンドを量産していましたし、泥臭い働きもしていて、彼にもやられました。
その他だとチェット・ホルムグレンも要所で得点やブロックも炸裂していたので良かったですね。
次戦
日本時間30日(木)のvsインディアナ・ペイサーズ(IND)のホーム戦です。
ホーム5連戦、そして10月最終試合。ここは何としてでも勝利して連敗は避けたいところ。
ペイサーズはハリバートンやネムハードなど怪我人が出ているので手負いの状態ですが、マブスも怪我人がちょこちょこ出ているので、これ以上怪我人が出ないよう良い試合を期待したいです。
皆さんは今日の試合どうでしたか?
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
GO MAVS!


