引用画像:Dallas Mavericks(@dallasmavs)さん / X
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
開幕から2連敗を喫し、その中迎えた東カンファレンスチームのトロント・ラプターズ戦。
ホームでの試合が続いていますが、ここで何としても連敗を止めていきたいところ。
今日は今季初のハードウッドクラシックナイトで、歴史ある緑ユニフォームで挑みます。
スターティングメンバー
PG:クーパー・フラッグ
SG:クレイ・トンプソン
SF:PJ・ワシントン
PF:アンソニー・デイビス
C:デレック・ライブリーⅡ世
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- ダニエル・ギャフォード
- ブランドン・ウィリアムス
スタメンに変更無し。
梃入れとしてどこかメンバーをいじるんじゃないかと思いましたが、まだ様子見てこのラインナップを継続していくのかな?
個人的には一回クレイをベンチに下げて、クリスティをスタメンSGで試してほしいなと思いますが。
欠場はブランドン・ウィリアムスが追加。個人的な理由との事ですが、身内に関する事等だったらここ2、3試合は欠場ということになりそう。
対するラプターズは、前回までの試合と同じ固定のスタメンで、昨季途中からトレードで加入したブランドン・イングラムの調子がいかほどなのか、その他メンバーとのケミストリーがどこまで上手くいっているかも気になっているところでした。
プレシーズンからハイライト見る限りだと、チームも調子良さそうな印象。
ラプターズはウィング選手が多く、シューターが少ないイメージなのでスペーシング問題が発生しそうですが、そこをどうクリアしてくるか。
お互い3Pに関する数値が各項目ワースト3同士ですからね・・・
※10月27日時点
TOR・・・3P試投数:26.0本(リーグ30位)、3P成功数:8.5本(リーグ29位)
DAL・・・3P試投数:27.5本(リーグ29位)、3P成功数:9.5本(リーグ28位)
[NBA公式サイト](https://www.nba.com/stats/teams/traditional?dir=D&sort=FG3M)を参照
いざ勝負です!
第1Q
- DAL 32 – 32 TOR
先制点はラプターズからで、ターンオーバーも早速犯してしまい、連続失点を許してしまいます。
マブスの最初の得点は、クレイのスリーで、その後ライブリーのブロックから速攻でクレイ⇒PJのアリウープを沈めました。
前回試合に続いて、ADまたキャッチミスでターンオーバーしてましたね・・・
ただ相手から24秒バイオレーションを奪うことも出来たり、武器であるDF力が発揮されていたシーンも見られました。
その中でラプターズには序盤RJ・バレットにバスカン2回許すなど、結構スコアをされてしまいます。
今日は、最初にADをワンセンターとして残すのではなく、ライブリーを残していたので、少しローテーションに変化を加えましたね。
まあその後、少ししたら結局ADワンセンターにしてましたが(笑)
今年のルーキー対決も見れましたね。クーパーがドラフト9位のコリン・マレー=ボイルズとの1on1からエンワンを獲得!
ポジション的にも同じフォワードなので、今後この2人の対戦が見られる機会が多くなるんじゃないでしょうか。
その後は、ラプターズのサンドロ・マムケラシュビリ、スコッティ・バーンズにスリーを決められますが、マブスもADのミドルやクリスティのスリー、ナジのエンワンで得点を重ねていきます。
このQは両チームの殴り合いの中、同点で終わりました。
ターンオーバーがこの時点で8つも犯していましたが、よく同点で終えれたと思います。
第2Q
- DAL 32 – 34 TOR
ブランドン・ウィリアムスが本日欠場の影響からか、ケイレブ・マーティンが今季初めてメインローテーションとして起用されました。
主に相手エースのイングラムのディフェンスを担当していましたね。
ただ久々のメインでの試合もあってか、あまり効果的に守れている印象は無かったです。
ADは今日周りを信頼しているのでしょうか、ハンドラーのマークマンへピックを積極的にかけにいったりして、オフボールの動きに徹しているように感じました。
リバウンドフォローもしっかりしていましたし、泥臭い動きも良く出来ていたと思います。
ただ、フリースローが本当に入らない・・・、そこだけなんですけどね。
相手もバーンズがスリーやミドルを決めたり、イングラム、マムケラシュビリに連続で得点を許してしまうなどでリードを許してしまいます。
その中、DLoは最初シュートが全く入りませんでしたが、フリースローだけは貰えているので、シュート感覚を徐々に掴んでいったのか、タフスリーを決めたのをきっかけにミドルショットがこのQ終盤で決まり始めました。
お互いリードチェンジが続くシーソーゲームな展開。
最終的にラプターズリードの2点差で後半を迎えます。
第3Q
- DAL 39 – 25 TOR
後半からついに、マブスのチームバスケにエンジンがかかってきた印象でした!
序盤はラプターズのイングラムを中心に得点を許してしまい、リードを広げられる時間帯でした。
しかし、その後はクーパーからライブリーへアリウープや、PJのリムアタックでフリースロー獲得、ADの連続得点などでリードを縮めていき、相手のターンオーバーからADのダンクでついに同点に追いつきます。
そこからはまたシーソーゲームが続きましたが、相手のシュートミスやターンオーバーから速攻で得点を重ねていき、ついにリードをマブスが広げていきます!
クーパーが速攻からのエンワンダンクが炸裂し、会場は大盛り上がりでした!
バーンズに得点を許してしまうシーンはありましたが、それでもDLoのミドルやクリスティのスリーが決まるなどマブスも得点は止まらず、一気にマブスへ流れを引き寄せていきました。
ラプターズのターンオーバーも続き、ナジのリムへのカットインからのエンワンで12点差まで広がり、最終Qへと行きます。
第4Q、結果・総括
勝ちました!
139 – 129
今季初勝利を無事飾ることが出来ました!
第4Q
- DAL 36 – 38 TOR
最終Qもマブスの勢いは止まることが無く、スコアをどんどん挙げていき、最大16点差まで広げていきます。
バーンズ、バレット、イングラムに連続で決められて9点差まで縮められる時間もありましたが、それに対抗してPJが2連続でエンワンを獲得、DLoがスリーとリムアタックからのレイアップで得点を挙げていき、再度点差を広げることに成功しました。
残り2分以上残っている段階でラプターズは白旗を上げたのか、主力メンバーを下げ、ベンチ中心のメンバーに替えました。
マブスもドワイト・パウエル、2way契約のライアン・ネムハードや、NBA公式試合初出場のマイルズ・ケリーもコートに投入し、終盤はブローアウトという形で終わるかと思いきや。。。
残り約1分半残っている段階でスリーを2本連続で決められ、マブスのターンオーバーが続くなどして1桁点差まで詰められてしまうというヒヤッとした時間帯が訪れました。
ただ最後はケイレブのダンクやフリースロー獲得で逃げ切ることが出来、10点差で勝利を収めました。
ケイレブの終了間際の得点は、特に大丈夫そうでしたが、一悶着起こりそうでヒヤッとしました(笑)
前代未聞のガベージタイムでリードを溶かすかと思ったので、油断ならないですね・・・(笑)
総括
第3Q中盤までシーソーゲームが続いていた試合になりましたが、相手のターンオーバーやディフェンスから上手く速攻で得点をつなげていき、見事リードを広げて終盤まで持ちこたえることが出来ました。
特にPJ、クリスティ、DLoに関しては、求められていた仕事をしっかりとこなせていたのではないでしょうか。
クーパーもこの試合では、ドラフト1位の実力を存分に発揮したと思います。
速攻でのエンワンダンクは試合通して今日一番のハイライトになったはずです。
ただやはりどうしても気になるのが、ADとライブリーを同時起用するメリットがまだ感じられないような気がします。
どちらかをセンターとして置いた方が、スペーシングが確保出来る事、AD・ライブリーそれぞれでオフェンスパターンやディフェンス面で良いことがあるような印象です。
まだ全チームと対戦をしてみないと分からないですし、どこかで2センターがはまる試合もあるかもしれないので、とりあえず気長に見ていきたいところですね。
対するラプターズは、スコッティ・バーンズの台頭であったり、イングラムの安定したシュート成功率は流石だなと思いましたが、バレットが後半勝負所でブレーキがかかってしまったのと、クイックリーのシュート成功率が低かったのが今一つだったかと思います。
ベンチメンバーも、マムケラシュビリ以外はあまり目立っていなかった印象で、ここの火力不足が少し気になったところかな?
ただグレイディ・ディックだったり、ルーキーのマレー=ボイルズなど、良い若手はラプターズにもたくさんいるので、これからの活躍に期待したいところですね。
しかし、お互いディフェンスのチームなはずなのに、ハイスコアすぎませんか?(笑)
ニコ・ハリソンの言うディフェンシブなチーム目指しはどこに行ったのか・・・
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/tor-vs-dal-0022500111)を参照
本日の良かった選手
まずはクーパー・フラッグです。
今日は22得点(FG 8/14、3P 2/6、FT 4/4)4リバウンド4アシストでTO0と、スタッツでも非常に安定していましたし、3試合目にしてNBAの水に慣れてきたのかなという印象でした。
ADやライブリーとのP&Rでスペースを広げたり、アリウープを沈めたりと攻撃パターンもどんどん増えてきていると思いますし、周りが良く見えてきたんじゃないでしょうか。
これからも成長曲線に乗って、伸びていって欲しいです!
ディアンジェロ・ラッセルも良かったですね。
第2Qの終盤までは全くシュートが入らず、今日も厳しいのかなと思っていましたが、ようやくタフなスリーが入ったのを皮切りに、その後はミドルショットを中心に得点を重ねていき、結果的に24得点(FG 8/18 3P 2/7 FT 6/8)とチーム2番目の記録を挙げました。
ディフェンスでも、イングラムを止めていたシーンがあったりと悪くなかったですしね。
ようやく復調を見せましたし、今後も安定した活躍に期待したいです。
私のXの方で、出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ラプターズ)の印象に残った選手
間違いなく今日はスコッティ・バーンズですかね。
ラプターズの顔といってもいい選手ですが、今日はシュートタッチが非常に良く、苦しい中でもチームを引っ張っていました。
24歳とまだ若い選手、これからも成長が見られると思います。
個人的には、サンドロ・マムケラシュビリもマブスからして厄介な選手だなって思いました。
上背は206cmとセンターとしては少し物足りないですが、外から打てるストレッチタイプ、時にはドライブに切り替えてリムアタックで得点も取る等の攻撃パターンを持っている印象でした。
ヤコブ・ポートルがセンターの時より嫌でしたね(笑)
次戦
明日日本時間10月28日(火)のvsオクラホマシティ・サンダー(OKC)のホーム戦です。
今季初の連日試合(バックトゥーバック、BtoB)です。まだホームでの試合が続く為、移動時間が無いというのが唯一の救いです。
ただ相手は昨季王者のOKC。今のマブスが王者相手にどこまで戦えるのか、良い試金石になりそうです。
でも昨季はレギュラーシーズンでOKC相手に、実は3勝してるんですよね。
(OKCの昨季レギュラーシーズン負け数は「14敗」だったので、その内3敗はマブスから)
まあ今季はADが加わってから対戦した事が無いはずなので、全く参考にはならないと思いますが・・・
ブローアウトされず、良い試合が出来ることを願います。
皆さんは今日の試合どうでしたか?
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
GO MAVS!


