引用画像:https://www.nba.com/mavs/news
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
中5日の休みを経て、世間ではNBAカップの決勝トーナメントが行われていますが、マブスには関係ありません(笑)
それより今は目の前の試合に集中していきたいはずです。
本日の相手は、再建に向けて若手中心へと移行を見せている東地区ブルックリン・ネッツでホーム戦です。
↓直近行われた試合の記事です
↓最近ライアン・ネムハードに関する記事も上げましたので良ければ
スターティングメンバー
PG:ライアン・ネムハード
SG:ナジ・マーシャル
SF:クーパー・フラッグ
PF:PJ・ワシントン
C:アンソニー・デイビス
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- デレック・ライブリーⅡ世
- ダニエル・ギャフォード
- ディアンジェロ・ラッセル
スターターは前回のロケッツ戦と同じ。ライアンとクーパーのルーキーコンビは本日も注目。
先日ライブリーが足の手術の為全休が決まったことを発表し、エクサム含めてチームから2人が今季出場できないことが分かりました。
なぜ怪我が度重なってしまったかという原因の情報は色々出ていますが、今はしっかり治して来季以降に備えてほしいです!
対するネッツは、日本出身のキャム・トーマスが主力メンバーでは欠場。
チームが変わって平均25.8得点と個人で躍進しているマイケル・ポーター・Jr(MPJ)をいかにして抑えることが出来たのか。
また今季ルーキーのイゴール・デミンとクーパーのドラフト上位対戦にも注目です。
第1Q
- DAL 32 – 33 BKN
相手のターンオーバーやシュートミスからのカウンターで速攻が次々と決まり、オフェンス面で形を作る事は出来ていましたが、ディフェンスでネッツに3PをこのQだけで5本沈められ、結局リードを許すことになりました。
序盤からクーパーのミドルショットを始め、リムアタックからの得点が炸裂し、このQだけで12得点を上げる活躍を見せました。
休み十分だったのか、動きのキレも抜群だったので、まさしくオフェンスの中心として躍動していましたね。
クレイも3P2本沈め、ベンチからクリスティーも速攻からのエンドワンや3Pを決めるなどシューター陣も奮闘します。
パウエルもスローインから速攻ダンクで得点に絡んでいました。
ただ、ネッツにはMPJがスコアの中心となって応戦し、MPJとクラクストンのコンビが止められないというのもあり、周りの選手もそれに応えるかのように3Pの雨を降らし続けてリードを保つことが出来ませんでした。
結局はネッツに1点リードをされて第2Qへと入ります。
第2Q
- DAL 33 – 28 BKN
ネッツには第1Qから継続して3Pを6本沈められ、マブスの流れになかなか出来なかったですが、ファールを受けてフリースローやターンオーバーを誘発して速攻など徐々に得点に繋げることが出来、1歩リードしました。
クーパーは相変わらずドライブが良く決まり、特に左手でのレイアップはもう落とさないですね。シグネチャームーブにもなりつつあるので、見てて安心感もありました。
クリスティーが非常に良かったですね。ヘルプディフェンスからノーラン・トラオレのレイアップをブロックし、速攻を演出。その後ネッツのスローインからPJのスティールでクレイの3Pへとつながる素晴らしい流れを作る事が出来ていました。
ADは今日ミドルショットなどのシュート精度が上がらず、調子が良くない日かと思っていましたが、クーパーのペイントへのカッティングに合わせてアシストや、ダブルチームされた時にフリーの選手を見つけてアシストなど、周りは良く見えている印象でした。
ディフェンスもリムプロテクトが炸裂していたので、泥臭い働きという点では問題なさそうでした。
あとパウエルは控えセンターとして平面のディフェンスについていける脚力を今日も見せていました。最近の彼はこういった点で非常に助かっています!
対するネッツにはタイリース・マーティンの3Pのタッチが非常に良く、それをダシにしてドライブから得点も許し、一時リードを広げられそうな流れもありました。
あとはMPJ、彼はもうネッツのエースになっていますね。タフな3Pも決めますし、自らクリエイトしてフリースローをもらったりとナゲッツ時代ではあまり見られなかった事を見せます。
マブスに流れは傾きつつありましたが、結果リードは4点のみで前半を終えます。
第3Q
- DAL 25 – 31 BKN
ターンオーバーが増えるも、ネッツの方もお返しと言わんばかりのミスを犯してくれて助かったシーンはありましたが、ネッツの3Pがなかなか止まらず、結局このQで逆転を許してしまいます。
クリスティーがノア・クラウニーのフィジカルを活かしたアタックを、負けじとブロックで守り切るなど、ディフェンス力を存分に発揮していました。今日はベンチから素晴らしい活躍を見せていました!
あとクーパーは得点だけじゃなくアシストでも非常に冴えており、アシスト数をどんどん伸ばしていました。
リードをされそうな展開でもここぞという時に得点を取ってくれていたので、非常に素晴らしい働きをここまで見せていました。
しかし今日はライアンの調子が今一つ。
同点となった最後の攻めも結果パスミスでターンオーバーとなり、逆転となる得点を許してしまいました。まあそういう日もありますよね・・・
そしてパウエルは本日2回目のスローインからペイント内へのカッティングを受けてダンクを決め、ここまでディフェンスと合わせてチームに勢いをつけていました。
ただネッツもルーキーのダニー・ウルフが3Pやミドルショットでノッてきており、MPJ以外の得点に加勢して躍動していました。
結局は2点ネッツにリードを許し、最終Qへと入ります。
ここまでお互い一歩も譲らない展開となっていますが、果たして今日もクラッチタイムへと突入したのか・・・
第4Q、結果・総括
勝ちました!!!
マブス十八番のクラッチタイムを見事制しました!
第4Q
- DAL 29 – 19 BKN
このQ20点以下に抑えたことからも分かるように、タフショットに仕向けるディフェンスとターンオーバーを誘発することに成功し、最後は押し切ることが出来ました!
序盤はシーソーゲームでお互いリードを譲らない展開でしたが、ADがゴール下で存在感を見せ、終盤ようやく調子づいてきた印象でした。
今日ライアンの調子が良くなかった代わりにクロージングとしてBWillが入り、ここまで調子は普通でしたが、持ち味のドライブからの得点や良い所で3Pを決めたので、最後に仕事をこなしてくれました。
ネッツにはウルフやMPJ、クラクストンを中心に攻めてくるも、簡単にはシュートを打たせずリム周りを徹底的に固めることが功を奏し、リズムを与えませんでした。
やはりクラッチタイムの経験値はマブスの方が1歩上だったのでしょうか(笑)
最後は結局ファールゲームとなり、8点差で見事勝利しました!
総括
今日も終盤まで結果が分からない展開となり、これでクラッチタイムに入った試合は19試合でリーグ1位を走っています。
ちなみにクラッチタイムの戦績は「8勝11敗」なので負け越してはいますが、ここ最近では勝てていますので、チームの調子は上向きになっているはずです。
この方がクーパーの経験にもなりますし、成長の為にはいい機会だとは思いますが、見てるこっちとしてはハラハラして疲れます(笑)
ただ今日は第4Qでネッツの得点を20点以下に抑えれた事から、クラッチでの勝負強さはマブスに軍配が上がりました。
お互いターンオーバーはそれぞれネッツが17個、マブスが14個と、両チームあまりいいスタッツとは言えないですが、終盤ネッツをタフショットに仕向けたマブスのディフェンスが勝因につながったと思います。
ただ、ライアンがこれまで良かったところを、今日は0得点(FG:0/4、3P:0/3) 3TOでブレーキ。
まあこういう日もあるはずなので、この試合だけで決めるのは良くないですが、チームのターンオーバーが増えてしまったのも、彼の不調が響いた結果だったと思います。
これまでが出来すぎだったと思うので、次戦以降に切り替えてほしいです。
ネッツも若手中心となり、その選手たちがこれから経験を積んで成長し、チームとしても練度を挙げる事が出来れば、いつか東のダークホースになれそうな気はします。
ただMPJがこのままネッツのエースとして引っ張っていくのかどうかは今後の成績次第でしょうか。彼を中心にしてチームを作り上げるのか、今調子が上がっている時に売りに出して対価を多く貰うのか、今後のネッツの動向にも注目したいです。
久々の試合を白星で飾り、これで2連勝!
ようやく2桁勝利へと乗せました!
今勢いのあるチームとして見られてもおかしくないと思いますので、ここからセンセーショナルの幕開けと行きたいですね!
本日のクーパー・フラッグ
今日は、34分27秒出場で22得点(FG:10/16、3P:0/1、FT:2/3)、5リバウンド、8アシスト、1スティール、1ブロック、0TOを記録しました。
まさしく試合開始からエースムーブを見せつけ、彼のらしさが出た素晴らしい活躍だったと思います。
開始から得意のリムアタックからのフィニッシュを仕掛け続け、効率よく得点を重ねていき、彼のもう十八番にもなっているレフトハンドでのレイアップが光っていました。
ただ今日はアシスト面でも冴えており、8アシストを記録したことからも周りの選手へのパスが秀逸でした。ADのポストプレイへの的確なアシスト、ペイントアタックから3Pをアシストする逆サイドへのスキップパスも目立ち、プレイメイクも抜群でした。
しかもターンオーバーも0なので、天晴でした。
NBAの水に慣れてきた、と休み期間のインタビューでも応えていましたが、まさに今日の試合はそれを体現してくれた印象です。
クラッチタイムではボールがなかなかボールが回ってこなかったですが、相手の速攻を止めるナイススティール(記録ついたのかな??)もありましたので、存在感は間違いなく見せてくれました。
あと1週間と少しで19歳になりますが、18歳の内でもまだまだ彼の進化は止まらないでしょう!
素晴らしかったです👍
↓ハイライトです
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/bkn-vs-dal-0022501214を参照
本日の良かった選手
マックス・クリスティーです。
33分7秒出場で15得点(FG:5/13、3P:4/9、FT:1/1)、6リバウンド、3アシスト、2スティール、2ブロック、1TOを記録しました。
今日の彼は、持ち味である3Pとディフェンスを満遍なく見せてくれた印象です。
開始からシュートタッチも非常に良く、何よりディフェンスで存在感を見せてくれました。
クラウニーにミスマッチをつかれても当たり負けせずブロックをかましたり、速攻へとつながるリムプロテクトも炸裂させましたので、チームとしても勢い付ける要因にもなったと思います!
ナジにスタメンを取られた悔しさも少しあるかもしれませんが、ベンチから十二分の活躍を見せてくれました。
クリスティーはここまで安定した活躍をしていますので、キッドHCも彼の事を起用しやすいように思えます。今後もよろしく!
私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ネッツ)の印象に残った選手
マイケル・ポーター・Jr(MPJ)ですね
34分29秒出場で34得点(FG:12/20、3P:6/10、FT:4/5)、4リバウンド、3アシスト、4TOを記録。
彼の最近の活躍はもちろん知っていましたが、ナゲッツにいた頃とは役割もかなり増えたはずですし、それに応えれるぐらいの実力は元々持っていると思っていましたので、それを今日は遂行されたな、という印象です。
2.08mの高身長を活かした打点の高い3Pやドライブは脅威でしたし、センターのクラクストンとの相性も良さそうなので、今後チームとしてはどう構築していくのか注目ですね。
あとはダニー・ウルフも良かったです。
まだまだルーキーなので粗削りなところはありますが、ジェネリックヨキッチのようなプレースタイルで、将来チームの中心選手になりそうな印象を実際見て思いました。
仮想ナゲッツを作り上げる可能性もあるのかな・・・?
次戦
日本時間12月16月日(火)のvs ユタ・ジャズ(UTA)のアウェー戦です。
次も中2日空くのでまだ楽なスケジュールの中、しっかり調整して3連勝を目指して欲しいです!
プレイイン圏内まで来ました!
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
GO MAVS!



