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こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
今日から12月の試合が始まり、序盤から強豪揃いの日程となります。
その初戦は、西地区強豪のデンバー・ナゲッツ。
あの現役最強選手とも言われているニコラ・ヨキッチが所属し、今オフでも補強に成功したチームとして優勝候補間違いないです。
ナゲッツはオフェンシブレーティングが「123.9」でリーグ1位を誇っており、間違いなくヨキッチの効果が大きいはずなので、マブスはこの猛攻をいかに抑えることが出来たのか。
↓直近の試合です
スターティングメンバー
PG:ライアン・ネムハード
SG:マックス・クリスティー
SF:クーパー・フラッグ
PF:ナジ・マーシャル
C:アンソニー・デイビス
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- デレック・ライブリーⅡ世
- ダニエル・ギャフォード
- PJ・ワシントン
スターターは本日ADがセンターとして復帰。前回はBtoBの為お休みだったので、その分ヨキッチ相手ですが暴れてほしい。先発ハンドラーは引き続きライアンが勤めます。今日もチームの司令塔としての働きは如何ほどだったのか。クーパーももちろんスターターです。
欠場者がまた増えてきましたね・・・。PJが前回の試合直前による足の怪我で欠場。ライブリーもギャフォードも前回試合から引き続き不在です。
対するナゲッツは、クリスチャン・ブラウンとアーロン・ゴードンが主力メンバーとしては欠場。フルメンバーでは無いですが、オフの補強で層の厚みが増したので変わらず強度は高いチームのはずです。何せあのヨキッチがいるのでね・・・。
ヨキッチ&ジャマール・マレーのコンビネーションにも注意したい所です。
第1Q
- DAL 27 – 41 DEN
とにかくナゲッツに序盤から好き勝手やられ、最大16点差にまで広げられました。その中でナゲッツのスペンサー・ジョーンズにFG100%の外れ無しでシュートを立て続けに決められ、ヨキッチとのコンビネーションも抜群でした。
更にはヨキッチ自身も止めることが出来ず、非常に開始から苦しい展開でした。
マブスのオフェンスもナゲッツのディフェンスに捕まってしまい、なかなかシュートを決めることが出来ない時間帯もありましたが、ADが何とかそのディフェンスをこじ開け、得点を重ねていきました。ADは開始からシュートタッチも悪くなさそうでした。
ただ既にヨキッチはトリプルダブルを達成する勢いでスコア、リバウンド、アシストをかっさらい、手に負えませんでした。
結局マブスはクーパー、クレイや他の選手の得点でも応戦しますが、ナゲッツの猛攻も受けてリードを縮めることが出来ず、最終的に14点差ナゲッツリードで第2Qへと入ります。
第2Q
- DAL 42 – 27 DEN
なんとマブスのオフェンスが機能し出して次々と得点を重ねていき、ナゲッツのシュートも落ち始めていたのでリードをグングン縮めていき、最後には逆転をしました。
このQ特に目立ったのはハンドラーのライアンとADとのコンビネーションが光っていた事ですね。2人のピック&ロールを起点にしてADがリムへアタック、そしてライアンの周りの選手へのアシストでスコアをどんどん上げていきました。
更にはライアンのシュートタッチが非常に良く、ミドルや3Pも次々と沈めていき、彼自身の得点も増えていきます。
今日は第2センターとしてパウエルが起用されていましたが、相手センターのヨナス・バランチュナスやヨキッチに対して非常に良いディフェンスが今日も見えました。目立ったような働きでは無いですが、泥臭い働きを献身的にこなしていたような印象です。
DLoは今日久しぶりにプレイタイムを貰い、3Pやフローターを決めてはいましたが、ディフェンス面でやはり狙われているのが目立っていた印象でした。
ナゲッツにはヨキッチの得点を抑えることが出来ていたので、オフェンスの勢いを見事止めることに成功しました。
最終的にはマブスが1点差リードへとひっくり返り、後半へと入ります。
第3Q
- DAL 33 – 36 DEN
とにかく後半入ってからは殴り合いのお互い攻勢状態でした。
ナゲッツにはヨキッチから周りの選手の飛び込みに合わせてドンピシャなアシストが炸裂し続け、伏兵達に得点を重ねられていきました。
そこであのパスするのかよ、って何度思った事か・・・。本当ヨキッチは良い意味で気持ち悪いです(笑)
しかし、マブスは何といってもチームを先頭で引っ張っていたのがこの男、ライアン・ネムハードです。
フリースロー付近からのミドルショットがまあ落ちない落ちない、3Pもまあ落ちない落ちない。リムアタックもヨキッチ相手に仕掛け、高く浮かしてボードに当てて決めていくなどトリッキーな事も見せ、完全に彼がオフェンスの1stオプションになっていました。
周りへのアシストも非常に冴えており、クーパーもようやく3PをこのQで沈めていき、ナゲッツの猛攻に応戦していきます。
ただナゲッツも引き続きヨキッチのオフェンス支配力は凄まじく、周りの選手へのお膳立てもお見事でティム・ハーダウェイJrやペイトン・ワトソンに内外とシュートを決められ、一歩も譲りませんでした。
ジョーンズも相変わらず高確率でシュートを決めていたので、勢いを止めることが出来ませんでした。
このQの中で、1つクーパーの攻守共に素晴らしいプレイがありました。
このプレイを見た時は正直一番試合通して興奮したかもしれません!
ヘルプでブロックに行くタイミングもばっちしでしたし、あのヨキッチに対してなので本当とんでもないルーキーですよね。
しかもそのままボール取って1人速攻でゴールまで持っていくという。天晴でした!
結果4点差ナゲッツにリードをされ、最終Qへと入ります。
強豪相手にここまで非常に良い試合で展開しており、最後まで分からない状況まで運ぶことが出来ましたが果たして・・・
第4Q、結果・総括
なんと、勝ちました!!!
最後までライアン・ネムハード!この男でした!
第4Q
- DAL 29 – 17 DEN
終盤ナゲッツはシュートが全く入らず、逆にライアンのプレイメイクからのアシストに、彼自身もミドルショットを沈め、いい締めくくりで勝利を収めることが出来ました!
途中まではシーソーゲームでしたが、ヨキッチには3PをこのQ1本決められるも、それ以外はリングに嫌われて得点を与えず、それが周りの選手にも伝染してシュートを落とし続けてくれました。
今日ADは終始ミドルショットのタッチも良く、3Pも沈めてくれて彼らしい良い得点の挙げ方を見せたと思います。
その中で勝負所でもオフェンス構築を演出したのは、間違いなくライアンと言ってもいいでしょう。DLoやクリスティーの3P成功にも彼の素晴らしいアシストあり、勝負を決めるミドルショットのダガーを沈め、最後まで彼の躍動が目立っておりました。
結局最大12点差まで広げた時点で残り時間は少なく、ナゲッツはファールゲームにもせずにマブスが最後逃げ切り、10点差で勝利しました。
総括
序盤はかなり劣勢に立ちましたが見事その後建て直し、よく上位チームに勝利が出来たと思います。
ターンオーバーもチームで8個と少なかったですし、第2Qからの勢いは見てて非常に面白かったです。
お互い伏兵達の活躍もあり、結果的には終始殴り合いの展開に入りましたが、ライアンの見事な躍動で最後はナゲッツを寄せ付けなかったです。
ADは前回休んだ分を、今日見事32得点(FG:13/23、3P:2/4、FT:4/5)、13リバウンド、4アシスト、1スティール、2ブロック、0TOと攻守で活躍を見せてもらいました。これが本来のADの姿のはずなので、色々な声もあると思いますが、そんなもの気にせずこれからも継続して怪我をせず頑張って欲しいです。
後はパウエルも今日は、ADの代わりとして非常にディフェンスで頑張っていたと思います。ヨキッチやバランチュナスにも負けず、相手の働きを最低限に抑えることが出来た印象です。ナイスファイトでした!
こうしたベテラン達の活躍を見ると、やっぱり見てる側も自然と応援したくなってしまいますね!
ナゲッツの方は、やっぱりヨキッチはヨキッチでした。当然のようにトリプルダブル達成していますし、見てても何で通るの??っていうアシストも連発してて、流石MVPを毎年のように取るレベルの選手だなと感じましたね。。。
ただ、終盤のシュートを連続で落としてくれたのは正直一番助かりました。
ついに今季初の連勝を、まさか上位チームから上げれるとは正直思ってもみませんでした(笑)
ただ、この勝利は非常に大きいものになるはずです。まだ「7勝15敗」と大きく借金はありますが、この連勝をきっかけに上位チームを脅かす存在になれることを期待したいです!
本日のクーパー・フラッグ
今日は、24得点(FG:10/19、3P:1/3、FT:3/4)、8リバウンド、2アシスト、2スティール、1ブロック、2TOを記録しました。
今日はライアン・ネムハードの凄さで影に隠れてしまったような感じもしますが、非常に攻守共に活躍した試合だったと思います。
毎試合見てて思うのは、前半よりも後半の方が調子づくタイプの選手なのかなという印象を受けています。それは間違いなく今後「エース」としてチームを引っ張る気質があるという事だと思うので、非常に良い傾向を見せている事間違いないはず。
今日もリムアタックから得点を量産し、序盤相手ディフェンダーのペイトン・ワトソンにブロックをされてしまいましたが、その後は負けずに得点を上げていったので、安定感が増してきた印象です。
今日も24得点ですからね。しかも同じコートにADもいて強豪相手に挙げているので天晴だと思います。
先程上記でも書きましたが、ヨキッチへのブロックからcoast to coastで得点を取ったシーンは、レブロン・ジェームスそのものだったんじゃないでしょうか。とんでもない18歳です。
次戦は40得点取っちゃってください!(笑)
↓ハイライトです
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/dal-vs-den-0022500315)を参照
本日の良かった選手
ライアン・ネムハードです!今日は彼で文句無しだという自信が100%あります!
28得点(FG:12/14、3P:4/5)、3リバウンド、10アシスト、0TOを記録し、今日の彼はまさしく神懸かっていました。
とにかくミドルショットも3Pも打てば全て入る、周りの選手たちへのパスやプレイメイクも光っていましたし、今日のヒーローは間違いなくライアンでしょう!
早く本契約あげたいですが、今はロスタースポット空いていないのでそれが悔やまれる・・・。
今後も活躍期待してます!
↓凄すぎたのでハイライトも載せました(笑)
私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ナゲッツ)の印象に残った選手
スペンサー・ジョーンズです。ヨキッチも凄かったですが、それよりも彼の方がインパクト残りました。
28得点(FG:11/15、3P:4/6、FT:2/2)、5リバウンド、1TOを記録。前半は特にシュートを全く落とさなかったので凄かったです。
ヨキッチとのコンビも抜群でしたし、ディフェンスでもクーパーに対して良い守りをしていたので凄く良い選手だなと思って見てました。
しかも彼は2way契約なんですよね。お互いとんでもない選手を抱えていると思います(笑)
次戦
日本時間12月4日(木)のvsマイアミ・ヒート(MIA)のホーム戦です。
今季初の連勝を挙げることが出来たので、ここから勢いに乗って勝ち星を連続して上げていって欲しいです。
ヒートには前回悔しい負け方をしましたので、絶対リベンジしましょう!
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
GO MAVS!



