“FIRE NICOから一夜明けた試合、ACCに3Pの雨を降らせるも・・・”_NBA 2025-26 マーベリックス レギュラーシーズン 第12戦 vsフェニックス・サンズ(PHX) 

2025-26シーズン

引用画像:https://www.nba.com/mavs/news

こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。

昨日、マブスのGMニコ・ハリソンが解任されてから一夜明け、今日はホーム4連戦の2試合目。

対戦相手はフェニックス・サンズ。サンズはオフにケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールを放出して解体し、ブッカーを再度単独エースに据えてリスタートしたチームです。

開幕前予想とは異なり、現在西7位と調子が悪くないチームなので、マブスにとってはほぼ全てのチームが当てはまりますが、格上との対戦となります。

もう「FIRE NICO」は聞こえなくなるが、今後はAACが正真正銘のホーム会場としての場所になって欲しい・・・

↓ニコハリソンが解任された件について、良ければご覧下さい。

スターティングメンバー

PG:ブランドン・ウィリアムス

SG:マックス・クリスティー

SF:クーパー・フラッグ

PF:PJ・ワシントン

C:ダニエル・ギャフォード

欠場選手:

  • カイリー・アービング
  • ダンテ・エクサム
  • アンソニー・デイビス
  • デレック・ライブリーⅡ世

スターターは前回のバックス戦と同じ。BWillをスターターにしたラインナップは良かったと思うので、今日もそれを継続。

欠場選手も変更無し。ADもこれで8試合連続欠場となりました。ただ、医療スタッフがまだ出場不可と判断しているにも関わらず、前GMのニコ・ハリソンが無理矢理ADに試合出場を促したという話を聞いた時は、正直もうニコに対して信頼に値する人物では無かったなと改めて実感しました。

私もAD自身、完治してから出場をしてくれるのを待っています。

対するサンズは、新加入のジェイレン・グリーンがハムストリング負傷により主力メンバーとしては欠場。
チームの3P成功数が16.5本でリーグ3位とマブスとは対照的な数値。外からの爆撃が非常に怖いので、そこをいかに抑えられるか。
デビン・ブッカーにも仕事をされたくないですね。

ちなみに、クーパーと同期で同じデューク大学出身のルーキーセンター、カマン・マルアチもいるので、この2人の共演は実現したのか。注目です。

第1Q

  • DAL 28 – 30 PHX

開始からマブスのディフェンスが非常に良く、リードを取ることに成功しました。

BWillのペネトレイトから相手ディフェンスのズレを生じさせ、得点を効率よく取ることが出来ていました。

しかし、PJがドライブの際にディロンブルックスと接触で左肩をやってしまったのか、ロッカールームに下がってしまいます。更にクーパーも元々状態が悪い左肩を気にしていて、一度ロッカールームに下がりましたが、その後何とか戻ってきます。

それからサンズのブッカーがエースと言わんばかりの得点を重ねていき、チームを引っ張っていました。ブッカーのプレイメイクやスコアを中心に、他の選手も得点を上げていきます。

特にジョーダン・グッドウィンに3P含む得点を許してしまいます。

結局コリン・ギレスピーに最終ポゼッションで3Pを許してしまい、2点差でリードを奪われた状態で第2Qへと移ります。

第2Q

  • DAL 25 – 33 PHX

今日はここまでマブスの3Pがいつもと比べて非常に調子が良く、前半まででほぼチーム平均の9本を成功させています。

ただ相手にも3PをこのQだけで5本を許してしまい、普段はそこまで3Pが得意ではないグッドウィンに連続で決められてしまうなど、リードを許したままの展開になります。

マブスはBWillの代わりにディアンジェロ・ラッセル(DLo)が入りますが、3Pをシュートセレクションが良くない中打つのが彼の特徴でもありますが決まらず、デェフェンスでも抜かれたりして厳しいので、そこからサンズにリードを広げられます。

その中でもBWillは素晴らしい働きを見せてくれます。ボールマンからスティールで1人速攻を決めるなど守備でも貢献しますし、プレイメイクも抜群でした。

リバースダンクを披露してライブリーもご満悦です。

クレイとハーディーも3Pのタッチは良さそうで、いつもより貢献してくれました。

ただ試合展開は、ディロン・ブルックスにエンドワンを決められたり、ギャフォードが不用意なファールでフレグラントを取られてフリースローを与えるなどして流れが非常に悪いです。
ブッカーにも相変わらず堅実に得点を許し、マーク・ウィリアムスにもインサイドで支配されてしまい、結果10点リードまで広げられて前半を終えます。

第3Q

  • DAL 28 – 32 PHX

序盤からディロン・ブルックスを中心にリードを広げられ、満遍なくいろいろな選手に3Pを含む得点を許してしまい、リードを最大18点差まで一気に広げられてしまいます。

今日はこのまま悪い流れで終わってしまうかと思いましたが、マブスも今日3Pがいつもより入り、サンズに何とか食らいついていきます。

ムーサ・シセイが今日もしっかりとハッスルして、ブロックもお見舞いして会場を沸かせていました。ただファウルが重なっていき、フリースローをサンズに与えてしまいます。

後半に入ってから、サンズは前半にやられていたブッカーが静かでしたが、代わりにいろんな選手が得点に絡んでいったので、正直歯止めが効かないぐらいの流れが続いていました。

結局、14点差で最終Qに入りますが、果たして・・・

第4Q、結果・総括

 

 

 

 

 

負けました・・・。また連敗突入です。

しかし、最後まで諦めず追い込んでいたので、今日も惜しかったです。

第4Q

  • DAL 28 – 33 PHX

終盤は3点差まで縮めていったものの、ターンオーバーやここぞのシュートが入らなかったりと逆転までは一歩届かなかったです。
しかし、ディフェンスが非常に良く、クレイやハーディも3Pを決めていって、最後まで分からない展開を作ってくれました。

特にクレイは今季初かな?クロージングラインナップとして最後までコートに立っていましたが、合計6本3Pを成功させ、本来のクレイが帰ってきたと思わせるパフォーマンスを見せてくれました。

ギャフォードも前半何個かやらかしていましたが、リムプロテクトとリムアタックから得点や豪快なダンクを沈めたりと奮闘していました。

追い上げムードの中、このシセイのブロックは凄く癖になってしまいました。この彼の速攻が決まった後の盛り上げるシーンも印象的でした。

ただその後もブロックする為に飛んだのがファウルになってしまい、結果ファウルアウトで退場となりました。緊迫した中でしたが、正直面白かったです(笑)

サンズはブッカーとグレイソン・アレンが中心にボールを持って攻めるシーンが多かったですが、何度かインサイドで捕まることが多かったので、マブスとしては非常にディフェンスで頑張ったと思います。

最後は時間が少なくなったところでファールゲームをせざるを得ず、追いつくことは出来ませんでしたが、内容としては今日も悪くなかったんじゃないかなと思います。

BWillもクラッチタイムでターンオーバーもありましたが、攻守共に終始頑張ってくれました。

総括

とりあえず「FIRE NICO」がもう聞こえないだけでも、会場の雰囲気がいい方向に変わったと思いました。

試合内容は、マブスにしては3P成功数が17本と、サンズの14本を上回った結果となりました。
けど負けてしまったのはなぜなのか。

それはフリースローとターンオーバーの数でしょう。

サンズとは約10本差のフリースローの数と、ターンオーバーが7つ多く犯してしまい、この数値の差が大きく勝敗に響いてしまったんだと思います。

第2Qから終始リードをされ続け、流れを掴みたいところで肝心な時にターンオーバーをしてしまうことが多く、もったいないミスが多かった印象です。

その中でも、BWillは今のマブスの希望になっています。
今日は彼がいなかったら、正直オフェンスも上手くいっていなかったでしょう。今後も期待したいです。

あとPJが序盤から怪我で離脱してしまったのは痛かったですね・・・。大きな怪我にならなければいいのですが、無事であることを祈ります。

クーパーはディフェンスに関しては素晴らしかったです。しかし、オフェンスでは3Pを3本決めてキャリアハイの成功数でしたが、ダンクミスが何個かあったり、ターンオーバーも4つ犯してしまうなど粗削りな部分も見えた結果となってしまいました。

ただ彼も序盤から元々左肩を負傷しており、ロッカールームに下がるシーンもあったので、その中でプレイを続けていたのは正直辛かったと思います。
出来れば完治するまで今後は休んでもらっても良いと思いますけどね。。。大事にしてほしいです。

ムーサ・シセイも今日は豪快なブロックやリバウンド争いで非常に目立っていましたね。ブロックの後速攻を決め、彼が観客を盛り上げる仕草には凄く愛着が湧き、もう彼の事が好きになってしまいました。(笑)

ただ一言言わせてもらうと、無暗に何でも飛んでしまう癖があるので、そこは落ち着いて欲しい所ですね。結局ファウルアウトにもなりましたし・・・。けど彼の働きも今日素晴らしかったと思います。

前半はブッカー中心に得点を取られましたが、後半は逆に周りの選手が躍動して、サンズの攻撃バランスが結果的に良くなったという印象でした。そう考えると、後半はブッカーを比較的止めれましたし、それが第4Q追い上げの要因にもなったと思うので、悪くない内容だったんじゃないでしょうか。

更にブッカーに好き放題やられていたら正直ブローアウトされてもおかしくない展開でした。

しかし、これでまた2連敗・・・。
負けてはいますが、最後まで分からない試合を続けてくれているので、正直試合を見てて凄く楽しいです。
本当は勝利した姿を見たいのですが、ここは我慢だと思って見守っていきます。

ほとんど最下位みたいなものなので、今は上を見るだけです。

※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/sas-vs-dal-0022500004)を参照

本日の良かった選手

ブランドン・ウィリアムスです。

今日の彼は苦しい中でも非常に頼もしかったです。17得点(FG:7/13、FT:3/3)5リバウンド9アシスト3スティールと攻守で活躍してくれました。

BWillのペネトレイトで相手のローテーションを崩して得点を挙げたり、空いている選手へのアシストも見事でした。しばらくは先発PGを務める事にはなりそうですね。

守備でもボールマンからでスティールを奪って得点を稼ぐなどで貢献もしていました。

昨日のニコ・ハリソンについての記事で、BWillは第3のハンドラーとしては残してもいいと書きましたが、今後の成長次第ではいい方向にその意見を変える可能性が少し上がりました。

カイリー復帰までの支えになって欲しいです。

私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。

(tasuke(@tasuke2413)さん / X)

対戦相手(サンズ)の印象に残った選手

グレイソン・アレンですね。

23得点(FG:8/17、3P:4/9、FT:3/4)5リバウンド3スティール1ブロックと活躍。ブッカーが後半目立っていなかった代わりに、後半はほとんど彼の得点が目立っていた印象です。

3Pだけじゃなく、彼のリムアタックも積極的に見られましたし、マブス側もかなり手を焼いたと思います。

前の試合でも、3P10本含む42得点を挙げていたので、その感覚が多少でも残っていたんでしょうね。

あとライアン・ダンもディフェンスが良く、良い所でシュートを決めたりと、勝利に貢献していたと思います。

正直今日のサンズに関しては、色んな選手の良い所が出ていた印象でした。特別悪い選手もいなかったですし。

次戦

日本時間11月15日(土)のvsロサンゼルス・クリッパーズ(LAC)のホーム戦です。

NBAカップ第2戦目でもあり、ここでNBAカップ初勝利と連敗阻止をしたいです。

クリッパーズも3勝7敗でマブスと同じく調子が良くなく、先日ブラッドリー・ビールの全休が決まっているので、そのスキを付いていきたいですね。

順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。

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