引用画像:https://www.nba.com/mavs/news
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
昨日は王者OKCに打ちのめされ、本日はBtoB2試合目となります。
ようやくこの地獄日程が本日で終了します。
そんな本日の相手は、同じく優勝候補であるテキサス同士のチーム、ヒューストン・ロケッツとのホーム戦です。
前回はクラッチタイムまでもつれ込む接戦でしたが、最後は力負けしましたので、本日はリベンジしたい相手でした。
ただロケッツは、この試合までOFFレーティング(121.9)、DEFレーティング(115.1)共にリーグ2位を記録。しかも特筆すべきはリバウンド数(49.4本)で、2位のピストンズに約3本差をつける圧倒的リーグ1位を誇っています。
そんな高水準なスタッツを記録しているロケッツ相手に、マブスはどう試合を繰り広げていったのか。
前回ロケッツと対戦した記事はこちら↓
↓直近(昨日)の試合です
スターティングメンバー
PG:ライアン・ネムハード
SG:ナジ・マーシャル
SF:クーパー・フラッグ
PF:PJ・ワシントン
C:アンソニー・デイビス
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- デレック・ライブリーⅡ世
- ダニエル・ギャフォード
- クレイ・トンプソン
本日PJが足の怪我から復帰し、スターターへ戻ってきました。
しかし、その代わりにクレイが本日膝の痛みで欠場。最近調子が良かっただけに残念で、メンバーも入れ替わり立ち替わりですね・・・。
本日もライアンとクーパーのルーキーコンビはスターターに名を連ねております。
ADもBtoBですが出場してくれています。
しかも今日はいつもクリスティーのポジションにナジをスターターとして持ってきました。
恐らくアメン・トンプソンに対してのディフェンス担当としてだと思いますが、少し変更を加えましたね。
対するロケッツは、高いリバウンド数を誇っている要因であるはずのアルペレン・シェングン、スティーブン・アダムズが本日不在。タリ・イーソンと引き続きドリアン・フィニー=スミス、フレッド・バンブリードなどの主力選手も欠場です。
お互いフルメンバーで戦いたかった所ですが、シーズンは長いので致し方ないですね。
ただ相手もセンター陣が不在なので、これでチームとしてのリバウンド力はイーブンになったんじゃないかと思いましたが、果たしてどうなったのか。
第1Q
- DAL 29 – 26 HOU
序盤から非常に立ち上がりが良く、ディフェンスから流れを持っていき、リードを作る事に成功します。
ようやくクーパーが3Pを1本目の試投で決まり、彼自身も良いシュートタッチの兆しを見せていました。
しかしロケッツに、ケビン・デュラント(KD)の1on1からのミドルショットを中心に得点を重ねられます。
さすがKD、早速十八番のプレイを連発してきますね。
BWillがベンチからコートインして最初からエンジン全開で、ドライブからミドルショットのタッチが調子良く、このQ途中からオフェンスの起点となる良い働きを見せてくれました。
そして最後はPJのナイススティールが炸裂して1人速攻でダンクを叩き込み、3点マブスがリードして第2Qへと移ります。
第2Q
- DAL 28 – 31 HOU
マブスもリードを広げようとしますが、ロケッツも食い下がってきます。やはりKD恐るべし。ジャンプショットが本当落ちないです。打たせたら終わりですね・・・
リード・シェパードやジャバリ・スミスJr、アーロン・ホリデーなどの伏兵にも得点を重ねられていき、主力メンバーを多く欠く中でもロケッツには良い選手たちが揃っているなという印象ですね。
ただ、アメン・トンプソンが前半だけで3つのファールを犯し、ファールトラブルになっていたので、ロケッツのディフェンスは少し手薄にはなりました。
BWillが相変わらず動きのキレやシュートタッチが良く、3Pも沈め、しまいにはドライブからのワンハンドダンクも炸裂させました。
昨日の疲れを全く見せていない様子でしたね!
ハーディが昨日のOKC戦でシュートタッチが良かったからでしょう、今日このQから起用されましたが、1本もシュートが入らずその後出番はありませんでした。
昨日の分を今日にもぶつけてほしかった!
ライアンが今日もハンドラーとして非常にプレイメイクが光っており、チームオフェンスを上手く回し、前半だけで6アシストを記録。安定していました。
ただ最後は3点リードで前半を終えたかった所を、KDの放った3Pに対してPJがファールをしてしまい、3本のフリースローを与えてしまいます。
さすが3本共決められ、結局同点で前半を終えます。
ここまでお互いハッスルプレイを見せ合う泥臭いシーンが多く見られ、この時点で非常に面白い試合内容でした!
第3Q
- DAL 37 – 20 HOU
後半序盤から、ついにチームとして目指していたバスケを実現させてくれました!
ロケッツのターンオーバーを連続して誘発し、そこから速攻を立て続けに決めて一気に2桁点差リードへと広げていきました。
とにかくディフェンスが素晴らしかった!
これが「Defense wins championships(ディフェンスが優勝をもたらす)」の原点になるのかというぐらいでしたね。
後はADのミドルショットのタッチが非常に良く、昨日の不調が嘘かのように得点を量産していきます。
怪我の影響はあまり無さそうでしたね。
ロケッツもKDやジャバリが積極的に得点を上げて応戦してきますが、マブスの勢いは止まることが無く、BWillのリムアタックからの得点やパウエルもナイスカットインからレイアップを決めていき、リードを保ちます。
最後はナジが3Pブザービーターを沈め、このQマブスが最大17点リードまで広げることに成功し、最終Qへと入ります。
一気に流れを持って行ったマブス。テキサス同士のライバル対決、リベンジマッチの行方は果たして・・・
第4Q、結果・総括
勝ちました!!!
テキサスダービー、見事制しました!
第4Q
- DAL 28 – 32 HOU
少し危ない時間帯もありましたが、それでも上手く止血することが出来、最後まで気が緩むことなく試合を運ぶことが出来ました。
最大22点差まで広げるも、ロケッツは粘ってきました。
中でもアメンがこのQ入るまでは大人しかったですが、遂に本領発揮してきた感がありました。
ディフェンスでライアンからマンマークでスティール、オフェンスでもリムアタックからの得点とオフェンスリバウンドを量産し、ボールへの執着が異常なぐらいでした。
そしてアーロン・ホリデー、ジャバリ、シェパード、ジョシュ・オコーギーなどの伏兵達の得点に繋がっていき、リードを11点差まで縮められます。
本当身体能力の高さ含めて恐ろしい選手ですね・・・
ただ、そのアメンに勢いを乗せまいというシーンがあり、BWillが彼の速攻を防ぐナイススティールを炸裂させ、逆速攻を成功させます。
今日一のハイライト間違いなしですね!
そして終盤、クーパーが速攻でボールを受け、そのままゴールへドライブを仕掛けて豪快なダンクで止めをさせます!
この1発で勝負は決したも同然、ロケッツは主力メンバーを下げて白旗を上げさせました。
最後はブローアウトという形で試合終了となり、見事13点差で勝利しました!
総括
後半からマブスは一気に流れを持って来ることが出来、今季最高の勝利になったんじゃないでしょうか!
ロケッツのターンオーバーを連続で誘発する事に成功し、速攻で得点を演出する形は、まさにマブスが求めていたバスケを体現出来たんじゃないかと思います。
ニコの言っていたことは、こういうことだったのかと思わせてきましたね(笑)
実際ロケッツのターンオーバーはチーム全体で18個とミスをたくさん与えることに成功しています。
ADは昨日の不調を、本日見事取り返すパフォーマンスを見せてくれました。
ミドルショットは非常に好調で、29得点(FG:14/19、3P:0/1、FT:1/2)のチームハイのスコアラーとなり、まさしくエースとしての働きを見せました。
ディフェンスでもKD相手にペリメーターからしっかり守り切ることも出来ていましたし、今日の彼は本来の姿そのものでした。素晴らしかったです!
ナジは本当にドライブからのフローターを落とさない!見ててフローターを打つ瞬間からゴールが決まることを確信しちゃいます。
今日はシェパードとのミスマッチをつくシーンが多くあり、そこを狙って見事得点に繋げる安定したパフォーマンスを見せてくれました。
PJもシュートタッチ自体はあまり良くなかったですが、最後良い所で3Pも決めてくれましたし、何よりディフェンスがスティール5つ記録したことから分かるように素晴らしかったです。
復帰早々、彼らしいエリートディフェンダーとしての姿を出してくれました。
ロケッツにはアメンに対して最終Qまでエンジンをかけさせないことに成功したのが良かったと思います。ペイント内まで侵入させずに苦手なミドルショットに仕向けてシュートを落とさせる事が功を奏したんじゃないでしょうか。
まあ最後のアメンは正直凄かったですが、時すでに遅しだったので非常に助かりました!
これで先月のマイアミ・ヒート戦から今日のロケッツ戦までの鬼畜な7試合が終わりましたが、見事「4勝3敗」と勝ち越しで終えることが出来ました!
正直2勝出来たらいいと思っていましたが、非常に頑張りました。
この期間は間違いなく、ライアン・ネムハードの台頭が大きな勝利の要因となったはずです!
早く本契約上げましょう!
本日のクーパー・フラッグ
今日は36分間出場で19得点(FG:7/15、3P:1/2、FT:4/4)、5リバウンド、3アシスト、2スティール。2ブロック、0TOを記録しました。
ついに3Pを決め、その後も効率よくシュートを決める事が出来たので、良い働きが出来ていたと思います。
3P1本目の試投で決まったことは、その後のシュートタッチの良さにも影響は必ずあるはずなので、この時は期待していましたが、結局1本だけでしたね。
まあ今日はそれ以外にも得意のペリメーターからのドライブもKD相手に効いていましたし、中でもディフェンスが素晴らしかったです。スティール、ブロック共に2つ記録したことから、ボールを奪って速攻を演出したり、チームにとっても非常に意味のあるスタッツを残してくれました。
そして最後は止めのダンク。まさに強烈な1本を叩き込んだゴールデンルーキー。お見事でした。
間違いなく良い成長曲線を辿っているので、どんどん吸収してスター街道を歩んでいって欲しいです。
後、3Pは1本以上継続して決めていきたいですね。3Pの成功率が上がってくると、オフェンスの選択肢がより増えるので、物怖じせずリングに向かって放っていきたい。
クーパーファイト!
↓ハイライトです
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/hou-vs-dal-0022500356)を参照
本日の良かった選手
ブランドン・ウィリアムスです。
今日は23分間出場で20得点(FG:8/12、3P:1/2、FT:3/5)、1リバウンド、5アシスト、2スティール0TOを記録
いつもの得意のドライブから得点が決まっていましたが、特に今日はそれ以上にキレキレに見え、ワンハンドダンクを炸裂するプレイもあって、調子が非常に良いんだなって思った印象でした。
不調の3Pも1本、ミドルショットも決めてシュートタッチも良かったですし、何より最終Qのアメンの速攻をドンピシャにスティールしたプレイは興奮しました!
しかもターンオーバーも「0」なので、非常に頑張ったと思います!
最近はベンチからの出場となって、暴れ足りない感じがありましたが、今日それを爆発してくれて非常に天晴でした!
お疲れさまでした👍
↓BWillのハイライトです
私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ロケッツ)の印象に残った選手
ケビン・デュラントです。
31分間出場で27得点(FG:11/20、3P:1/3、FT:4/4)、1リバウンド、3アシスト、1TOを記録。
あの正確無比なジャンプショットは本当落ちないですし、流石屈指のスコアラーといった印象でした。こんなんどうやって止めればいいんだって何回思った事か・・・
しかし、最終Qは全く出番無かったのは何でだったんでしょうか?
どこか怪我でもしたのかな・・・?彼ももう37歳の大ベテランなので健康管理はしっかりしたい所ですね。
次戦
日本時間12月13日(土)のvsブルックリン・ネッツ(BKN)のホーム戦です。
これでしばらく休暇に入り、怪我人がより戻ってくることを願いたいですね。
チームの状態は良くなってきている事間違いないので、次のネッツ戦も勝利を目指して応援していきましょう!
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
GO MAVS!




