引用画像:https://www.nba.com/mavs/news
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
今週も中日に入り、地獄の1週間の残り3試合はホームでの試合となります。
本日の対戦相手は、東の古豪ニューヨーク・ニックス。
今オフにコーチ交代や選手補強に力を注いで、今季こそ優勝を目指しているチームのはずなので、厳しい相手にはなります。
スターティングメンバー
PG:ブランドン・ウィリアムス
SG:マックス・クリスティー
SF:クレイ・トンプソン
PF:PJ・ワシントン
C:デレック・ライブリーⅡ世
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- アンソニー・デイビス
- クーパー・フラッグ
- ケイレブ・マーティン
- ライアン・ネムハード
本日はクーパーが体調不良の為、今季初の欠場です。本当はプレイを見たいのですが、全く無理をするタイミングでも無いので、束の間の休息が貰えたと前向きに考えて、ゆっくり休んでもらいたいです。
ケイレブ・マーティンも体調不良で欠場です。風邪が流行ってるみたいですね・・・。
その代わりにスターターへ入ったのが、クレイ・トンプソン。そしてセンターポジションにこれまでギャフォードでしたが、今日はライブリーが開幕3試合以来のスターターへ。
この中で誰がオフェンスのコンテンダーとしてチームを引っ張っていくのか。
対するニックスは、OG・アヌノビーが主力メンバーとしては欠場。
今日まで1週間程足首のねん挫で欠場していたエースのジェイレン・ブランソンが復帰。彼にとってはダラス帰還となりますので、ACCからは歓迎ムードとなりました。
マブスは野戦病院の中、ブランソン筆頭にニックスの猛攻を抑えることが出来たのか。
第1Q
- DAL 25 – 24 NYK
お互いターンオーバーやシュートが入らなかったりが続いていた時間帯もありましたが、今日マブスは序盤から3Pの調子が非常に良く、このQだけで計7本沈めました。
ニックスは3P成功数が非常に多く、リーグ2位の成績を上げていましたが、打っている割にはなかなか決まっておらず、マブスにとっては非常に助かる展開でした。
ナジが今日シュートタッチが良く、3PもこのQだけで3本決めてくれて非常にチームの活力となってくれていました。
ニックスはブランソンが終盤3Pを2本連続で沈めますが、復帰後だからなのか彼の調子がまだ乗り切れていない印象でした。
結果的に1点差のみのリードでしたが、欠場者が多い中でもこのままだったら十分戦えそうな雰囲気がありました。
第2Q
- DAL 25 – 28 NYK
マブスはターンオーバーが多く、オフェンスの起点をなかなか作れない時間帯もありましたが、ニックスのシュートが本当に入っておらず、非常に助かっている状況が続きます。
その中でも、やはりナジが積極的にアタックからフリースロー、エンドワンを獲得するなどオフェンスでチームを引っ張っておりました。
しかし、今日はクリスティーがパスミスが非常に多くターンオーバーと、DLoも相変わらずもったいないターンオーバーを犯してしまい、いまいち乗り切れていませんでした。
対するニックスは、マイルズ・マクブライドこと「デュース」が3Pを打ってはいるものの全く入っておらず、得意の武器をものに出来ていませんでしたが、ミケル・ブリッジズのミドルショットが確率高く決まり、クラークソンのリムアタックも苦しいながらも決めてきており、伏兵達が活を与えていきます。
最後エースのブランソンがエンドワンを決めてニックスが2点リードで後半を迎えます。
第3Q
- DAL 35 – 35 NYK
ここでは両者殴り合いの展開に入りました。
ブランソンが立て続けに1on1からミドルショットなどで2点を沈めていき、更にはここまで当たっていなかったカール・アンソニー・タウンズ(KAT)に得意の3Pやフリースローで得点を重ねられ、一時ニックスにリードを広げられます。
ただそれでもリードをこれ以上許すまいと奮起したのが、DLoでした。次々とミドルショットやフローター、更にはここ最近絶不調だった3Pも沈めていき、何か見たことあるような展開になってリードを1点差にまで縮めます。
今日はハーディーもここまで積極的に得点に絡む活躍が出来ていたので、欠場者が多い中、こういった働きをしてくれると助かりました。
しかし、ここまで入っていなかったデュースに3Pを2本連続で最後決められ、マブスもクリスティーのバックカットから得点で何とかニックスが2点差リードの展開で、最終Qに入ります。
ここまで野戦病院の状態で良く闘えているマブスでしたが、ニックス相手に一矢報いることが出来たのか・・・
第4Q、結果・総括
負けました・・・。
最後は本当悔しすぎる・・・!
第4Q
- DAL 26 – 26 NYK
本当に惜しかった!!チャンスが何度も回ってくるも、結局掴み取ることが出来ませんでした・・・。
ここまでBWillとクリスティーが良くなかった分を取り戻す活躍を見せてくれます。BWillは持ち前のドライブでフリースローを量産、クリスティーも得意の3Pを連続で決め、勢いに乗ります。
ただここに来てKATのリムアタックからの得点が目立つようになってきて、彼にマークしていたギャフォードがついて行けず、抜かれてしまうシーンが多くなりました。
途中からシーソーゲームの展開になり、お互い一歩も譲らない激しい時間帯に入りましたが、最後クラッチタイムでニックスのランドリー・シャメットが値千金の3Pを連続で沈め、3点リードされてピンチに陥ります。
恐らく最後の攻めのセットオフェンスでクレイに3Pを打たせますが、このショットがエアボールになり、相手ボールとなってファールゲームに移ります。
しかし、フリースローを打ったシャメットがここで2本共外れ、チャンスが回ってきます。
ただマブスもタイムアウトを取れないのでそのままバックコートまで自力で攻め、またBWillが3Pを放つもリングに嫌われて、更にファールゲームをする流れになります。
ただしかし、ここでもミッチェル・ロビンソンが2本共外し、リバウンドを確保したPJにファールをしてマブスが逆に2本フリースローボーナスを獲得します。
この時点で残り5.9秒で3点差、PJは2本共フリースローを沈め、1点差でブランソンにファールゲームをします。
2本共確実に沈めるかと思いきや、ブランソンは何と1本目を外し、2本目はしっかり沈めますがこの時点で2点差。残り3.8秒。
最後の攻めはエンドラインからライブリーを中継して、タッチパスでBWillにつながり、決死のリムアタックで同点延長を狙い、見事レイアップが決まります!!
・・・がしかし、その前にBWillの左腕が相手ディフェンスのシャメットの身体を巻いているという判定でオフェンスファールになってしまい、万事休す。
結果、2点差で敗戦となりました。
総括
勝ちたかった・・・!ここまでいい勝負が出来ている試合はこれまで何回もありましたが、今日は一番悔しい敗戦になったかもしれません。
けど、ここまで戦えたのは正直ニックスの得意の3P(14本)が、マブスの3P(16本)より下回ってくれた事が大きかったと思います。
最後BWillがファールになったのは惜しかったですが、その前にニックスがフリースローを落とし続けてくれたから奇跡的にあのような展開になっただけなので、仕方ないっちゃ仕方ない結果だったと思います。
ブランソンには復帰後にも関わらず、普通に得点を量産されてやられましたが、KATが比較的まだ物足りない活躍だったのも助かった要因だと思います。
その代わりにミケルやハート、途中からデュースが当たり始め、最後はシャメットにやられてしまいましたがね・・・
しかし、マブスも欠場者が多い中、相手もOGがいませんがほぼフルメンバーのニックス相手によくここまで戦えたと思います。前回の試合からコンディションをしっかり整えてくれた証になるはずです。
クーパーがここにいたらどうなっていたのか、全然違う展開になったかもしれませんが、この借りは次のMSG(マディソン・スクエア・ガーデン)で必ず返しましょう!
ただこれで2連敗。順位は13位のままですが、どこかで復調の兆しを見せてほしい所です。
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/nyk-vs-dal-0022500262)を参照
本日の良かった選手
ナジ・マーシャルです。
ここ最近はナジのオフェンス力に助けられるシーンが多くて、本当ありがたい存在になっていると思います。
23得点(FG:7/11、3P:3/5、FT:6/7)、5リバウンドを記録し、ここ最近は3Pも序盤の頃よりも入るようになって、持ち前のリムアタックからのフローターで得点やフリースローも稼いでいるので、良い起爆剤になっています。
ただ、ターンオーバーが4つと、終盤でもハンドリングミスで相手ボールにされたシーンもあって、もったいなかったです・・・。
けど彼の活躍があってこそ、接戦まで持ち込むことが出来たはずなので、良く頑張りました。
私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(ニックス)の印象に残った選手
ビラノバ大学出身の三銃士(ジェイレン・ブランソン、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハート)です。
ブランソンは28得点(FG:11/23、3P:2/7、FT:4/6)、5アシスト、1スティール、1ブロック、ミケルは16得点(FG:7/13、3P:1/5、FT:1/2)、5リバウンド、6アシスト、3スティール、2ブロック、ハートは16得点(FG:5/10、3P:3/4、FT:3/4)、10リバウンド、5アシスト、1スティール、1ブロックをそれぞれ記録し、各々自分たちの仕事を成し遂げられました。
ブランソンは流石のスコアリング能力でオフェンスを引っ張り、ミケルは精度の高いミドルショットと持ち前のディフェンス力を発揮、ハートも高確率で3Pと無尽蔵な運動量を見せられました。
このビラノバトリオは本当に恐ろしい存在だと思います。。。
あとはランドリー・シャメットにも最終盤、3P2連発とクラッチタイムで活躍をされたので、本当この選手にはやられました。ボールマンに対するディフェンスも非常に良かったですし、彼はニックスで本当良い働きが出来ていると思います。
次戦
日本時間11月22日(土)のvsニューオリンズ・ペリカンズ(NOP)のホーム戦です。
NBAカップ第3戦目となりますが、ペリカンズとは前回11月6日(木)に対戦しており、その時は負けているのでそろそろNBAカップ初勝利と同時にリベンジも果たして欲しいです。
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
GO MAVS!

