“意地と意地、死闘の末・・・”_NBA 2025-26 マーベリックス レギュラーシーズン 第13戦 vsロサンゼルス・クリッパーズ(LAC)※NBAカップ第2戦目

2025-26シーズン

引用画像:https://www.nba.com/mavs/news

こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。

本日NBAカップ第2試合目のホーム会場で迎えるのは、ロサンゼルス・クリッパーズ。

オフにベテランを多く加えたチームですが、3勝8敗の西12位とここまで調子は今一つ。
ブラッドリー・ビールも股関節手術により全休が決まったので、苦しい状況のはずです。

マブスも同じく苦しいチーム状況ですが、NBAカップ初勝利と同時に連敗を回避したいです。

NBAカップ第1戦目のグリズリーズと対戦した記事はこちら↓

スターティングメンバー

PG:ブランドン・ウィリアムス

SG:マックス・クリスティー

SF:クーパー・フラッグ

PF:ナジ・マーシャル

C:ダニエル・ギャフォード

欠場選手:

  • カイリー・アービング
  • ダンテ・エクサム
  • アンソニー・デイビス
  • PJ・ワシントン

前回左肩の負傷により途中退場したPJが本日欠場。その代わりにナジ・マーシャルが今季初のスターター。
PJの抜けた穴は大きいですが、前回サンズ戦で見せた最後の追い上げの力をチーム一丸となって見せれば、勝機は必ずあるはずです。

ただその中朗報で、ライブリーが本日の試合で復帰。約10試合ぶりの出場になるので、これから試合勘を取り戻していってほしい。センター陣復帰の中でも、本日シセイの出場あるのか!?

対するクリッパーズは、エースのカワイ・レナード、ブラッドリー・ビールが主力メンバーとしては欠場。得点源のジェイムス・ハーデンとイビツァ・ズバッツを抑えることが出来たのか。

あとクリッパーズには、クリスティーの弟であるキャム・クリスティーがいるので、兄弟対決も実現したのか。

第1Q

  • DAL 31 – 34 LAC

立ち上がりから良くなく、相手にフリースローを与えたりシュートが入らずにカウンターを喰らって得点を許してしまうなどでリードを大きく広げられます。

ハーデンのステップバック3Pも炸裂し、デリック・ジョーンズJr(DJJ)もリムアタックとチェイスダウンブロックで攻守共に躍動します。

その中でもBWillのリムアタックからの展開は悪くなさそうでしたが、途中はアリウープパスを読まれパスカットもされていたので、なかなか得点に結びつきません。

しかし、途中からコートに入ったクレイ・トンプソンが3Pを2本と、ディアンジェロ・ラッセル(DLo)がピックアンドロールで出来た空間からミドルショットを決め続け、リードを縮めていきます。

クレイは最初ミスが立て続けにありましたが、見事取り返しましたね。

ライブリーも早速コートへ入りましたが、この時間帯では特に目立ったところはありませんでした。

もう一人のセンター、ムーサ・シセイにもプレイタイムが与えられ、豪快なエンドワンアリウープダンクを沈めます!

今日も開始からノリに乗ってます!

結果的に3点差にまでリードを縮め、第2Qへと移ります。

第2Q

  • DAL 24 – 28 LAC

序盤立ち上がりは非常に良く、クレイの3Pが連続で決まり、更にナジも3Pを沈めて逆転に成功します。

やっぱクレイが連続で3Pを決めてくれると、会場の雰囲気も一気に変わる感じがします。

しかし、その後はズバッツを中心に得点を許し、BWillも今日3Pを打つものの全く入らず、結局逆転されてリードを広げられてしまいます。

とにかく今日はハーデンが全盛期の頃に戻ったかのようなステップバック3Pを決め続け、さらにリムアタックから的確に得点を重ねていくなど彼を抑えられません。

ただ、マブスの中で目立った存在だったのがシセイ

ナイスブロックを連発、オフェンスでもリバウンドフォローで得点、ズバッツを守るハッスルプレイもあり、流れを引き戻そうとエナジーを注入してくれます。

しかし、結局ナジの応戦もありましたが、完全に流れを引き戻すことは出来ず、結果7点差で前半を終えます。

第3Q

  • DAL 31 – 31 LAC

後半開始からも、マブスに流れが来かけるもリードを奪うことが出来ません。

DLoは今日ミドルショットなどの2点は入りますが、3Pが全く入りません。

その中でもナジが積極的にリムアタックや3Pで得点を重ねていくも、相手のハーデン以外の選手たちが得点を重ねていって追いつくことが出来ず。

今日はBWillが調子悪く、シュートをわざと打たすようなディフェンスを相手にされるので、あまり目立つことが無かったです。

ハーデンにも堅実に得点を許していき、悪い流れのまま最終Qに入ります。

第4Q

今季初オーバータイム(OT)に入りました!!!

いつもの流れだとここで結果を出すのですが、初めてこのような展開になってしまいましたので、少し混乱してます(笑)

第4Q

  • DAL 28 – 21 LAC

序盤から、ここまでシュートタッチも良かったボグダン・ボグダノビッチに3Pを連発とプレイメイクから得点を許してリードを広げられます。

しかし、クーパーが要所で得点を取ったり、クラッチタイムでスイッチしてハーデンを守り切るシーンがあったりと土壇場で奮起します。

ライブリーも復帰後なので、これまでシュートがエアボールになったりと感覚が戻って無さそうな中、ブロックや豪快なダンクでチームを勢いづけてくれました。

そこでOTまで持ち込むことが出来た要因の選手としては、DLoでしょう。

彼はここでもミドルショット、フローターやリムアタックでクラッチタイムで得点を重ねていき、何とか縋り付いてくれました。

ナジがハーデンにみっちりマークしてシュートを落とさせたり、24秒バイオレーションを取ったりして、泥臭く仕事をこなしてくれました。

今季初のOTですが、果たして・・・。

OT

何と、オーバータイムでも決着がつかず、ダブルオーバータイムに入りました!

OT

  • DAL 9 – 9 LAC

序盤はターンオーバーを誘い、ナジの速攻で先制点を挙げ、ローテーションディフェンスでもしっかり足が動いており、良い流れで試合を運びます。

しかし、ここでハーデンが値千金の3Pを2本連続で沈めるなど逆転を許す展開となります。

ただマブスもここまでDLoが中心となって攻めていた所を、終盤クーパーにボールを託して攻めさせ、土壇場で同点に追いつきます!

もっとクーパーに最初からボール渡してほしかった!!

最後クリッパーズの攻めは、ハーデンのショットをギャフォードがゴールテンディングギリギリのブロックショットで窮地を免れ、滅多にないダブルOTに入ります!

よくギャフォードもこのショットを触ることが出来ましたね。

ここまでお互いボロボロのはずの中、果たして試合の結末はいかに・・・

2OT、結果・総括

 

 

 

 

 

負けました・・・。悔しいです。

追い上げる中での勝利が遠すぎます・・・

2OT

  • DAL 4 – 10 LAC

マブスのメンバー達は恐らく体力がほとんど残ってなかったのでしょう、ターンオーバーが多い時間帯となってしまいました。

2OT開始からジャンプボールをニコラス・バトゥームに奪われて即得点を許してから察しましたね・・・。

序盤はクーパーにボールを託して得点を挙げたシーンもありましたが、その後は相手のマークが厳しい中ターンオーバーやファンブルもしてしまい、苦しい状況の中にいました。

DLoもターンオーバー連発で、もう最後の力が無いように見えました。

結局最後はチーム全体でもオフェンスでゴールまで届かず、6点差で敗戦となりました。

総括

2OTまでの試合はやっぱり見ていても疲れますね・・・(笑)

今日は2OTまで行った中全員良く頑張ったと言いたいところですが、相手も同じ条件のはずなので負けて残念です。

ライブリーは復帰後の試合でしたが、シュートがエアボールになったりと、久しぶり感が出てしまったように見えます。ですが、これから試合勘を戻していけばいいと思うので、期待していきましょう。

今日はナジが本当に攻守共に良い働きを見せてくれたと思います。PJが欠場でいない中、その穴を埋める活躍をしてくれたので、PJが戻ってくるまではスターターとして頑張って欲しいです。

DLoは3Pが入らない(0/6)のと、大事なところでのターンオーバーが痛かったです。
今日はDLoいなかったらオーバータイムまで持ち込むことは出来てなかったとは思いますが、彼にオフェンスを任せっきりというのは正直限界があるように思いました。
もっと早くにクーパーへボールを託しても良かったんじゃないかと・・・

ケイレブ・マーティンが今日主にディフェンス要因として起用を多くされていましたが、クラッチタイムの中ワンポイントでDLoの代わりに入れるという意味では、キッドHCの采配は良かったです。ただやっぱりオフェンスでかなり足を引っ張っているように見えたので、正直起用し続けるのは難しい選手だなと思いましたね・・・

今日のクリッパーズは、ハーデンを中心にズバッツにもしっかり仕事をされ、この2人を同時に止める術は無かったように思います。

DJJにも相変わらずディフェンスも良かったですし、オフボールでの動きから得点を挙げてオフェンスでもいい働きをされました。
マブスに帰ってこないかなあ・・・

ボグダンにも3Pで得点を量産されたので、かなり手を焼いたと思います。
スティールも4つ挙げてますし、苦手なディフェンスでも正直穴になっていなかった印象です。

あとマックス・クリスティーの弟、キャムは出場無かったので兄弟対決は無かったですね。

これで3連敗。まだペリカンズが最下位ですが、綱渡り状態がずっと続いています。

本日のクーパー・フラッグ

今日からクーパーの活躍について別枠として感想を書いていきます。

今日は48分出場で16得点(FG:8/13、3P:0/3、FT:0/1)、5リバウンド、1スティール、4TOを記録。

見ていた印象では、もっと積極的にボールでアタックして欲しいなと思いました。FG%こそ良いものの、48分出場であれば出来れば20本以上FGを打ってほしかったです。まあボールが回ってこなかったというのもありますが。

最後はファンブルしてターンオーバーをしてしまったのは、仕方ないとは思いますが、消極的になってターンオーバーをするぐらいなら、リムアタックやシュートでミスをしてくれた方がマイナスにはならないはずです。

けど、勝負所でハーデンを守り切るフットワークを活かしたディフェンスと、何といってもクラッチタイムでシュートを決めきる勝負強さは間違いなくあることを証明したので、非常に良い部分も見れました。
今日も主にクラッチタイムで凄くワクワクしながら見ていたので、試合を見れている事に感謝してます👏

2OTはキャリアの中でもそうそう無い経験だと思うので、本当お疲れさまでした。

↓本日のクーパーのハイライト

NBAカップ戦績

一応大会形式の試合なので、NBAカップの戦績についても触れておきます。

今日でNBAカップ2試合目が終わり、対戦成績は「0勝2敗」。
マブスはグループBに所属しており、現在5チーム中「5位」となっています。もちろん最下位・・・。

次のNBAカップ対戦相手は、日本時間11月22日(土)のニューオリンズ・ペリカンズ戦です。
ペリカンズとはNBAカップと別で既に今季1回対戦しており、惜しくも敗戦しているので何としてもリベンジしたいです。

そのペリカンズとの対戦の記事です。↓

※NBAカップ戦績については(NBA カップ 2025 試合結果、 バスケットボール アメリカ – フラッシュスコア)を参照

※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/lac-vs-dal-0022500046)を参照

本日の良かった選手

ナジ・マーシャルです。

28得点(FG:8/19、3P:3/5、FT:9/10)、8リバウンドとオフェンスでもスコアリーダーとして活躍してくれましたし、ディフェンスではハーデン相手に奮起してくれました。

結果的にはハーデンに得点を多く許してしまいましたが、守り切るシーンもいくつかあって最大限の守りは出来ていたはずなので、本当良く頑張ったと思います。

11分しか出ていなかったですが、今日もムーサ・シセイは良かったと思います。

もっと使ってあげても良かったんじゃないかなと思いましたし、ギャフォードやライブリーに次いで3番手のセンターにしては勿体ないほどの働きを見せてくれた印象でした。

私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。

(tasuke(@tasuke2413)さん / X)

対戦相手(クリッパーズ)の印象に残った選手

ジェイムス・ハーデンです。もう流石としか言いようがないです。

41得点(FG1:13/25、3P:6/12、FT:9/11)、14リバウンド、11アシスト、1スティール、2ブロックとクリッパーズのオフェンスの起点となる堂々とした活躍を見せられました。

全盛期はもう過ぎているはずなのに、今日はその全盛期ハーデンの姿でしたね。
ステップバック3P、あれは止めれませんわ・・・

あとはイビツァ・ズバッツにも活躍されました。
27得点(FG:11/15、FT:5/7)11リバウンドとインサイドを支配され、得意の柔らかいフックショットやフローターも確実に沈めてきました。

やっぱり活躍したのは最初に言ってたこの2人でしたね・・・。

次戦

日本時間11月17日(月)のvsポートランド・トレイルブレイザーズ(POR)のホーム戦です。

ブレイザーズは個人的に注目しているチームの1つでもあり、非常に楽しみな試合です。

3連敗の中ですが、今日の2OTとBtoBの1試合目なので、とりあえずこれ以上の怪我人は無く終えてほしいです。

順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。

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