引用画像:https://www.nba.com/mavs/news
こんにちは、お疲れ様です。tasukeです。
前回のウィザーズ戦でようやく11月初勝利を飾り、今週からまたホームに帰還し、ホーム4連戦となります。
そのホーム4連戦初戦の相手は、東地区の強豪ミルウォーキー・バックス。
バックスは当然MVP受賞歴もあるエース、ヤニス・アデトクンポのチーム。そこに今オフ、ペイサーズから移籍したマイルズ・ターナーも加わり、今シーズンも戦力維持に成功しています。
ここで今季初の連勝を挙げたいですが、厳しい戦いになるのは間違い無さそうです。
スターティングメンバー
PG:ブランドン・ウィリアムス
SG:マックス・クリスティー
SF:クーパー・フラッグ
PF:PJ・ワシントン
C:ダニエル・ギャフォード
欠場選手:
- カイリー・アービング
- ダンテ・エクサム
- アンソニー・デイビス
- デレック・ライブリーⅡ世
本日BWillを先発PGとして初のスターター起用しました。最近の試合ではDLoよりも確かにBWillの方が良い働きを見せてくれていると思うので、この変更は個人的には凄く有りです。
欠場選手に関しては変更無し。センター2人はいつ戻ってくるのか・・・。
対するバックスは、ケビン・ポーターJr、トーリアン・プリンスが主力メンバーとしては欠場。スターターは予想していた通りのメンバー。
今季のバックスをちゃんと見るのは初めてなので、ターナーが加わった新生バックスはどういうバスケをしてくるのか。はたまたヤニスを抑えることは出来たのか。
第1Q
- DAL 27 – 31 MIL
序盤はヤニスに対して守りを厚くし、パスを裁かせる戦術をとっていましたがAJ・グリーン、マイルズターナー、ゲイリー・トレントJrが3Pを沈めていき、リードをされてしまいます。
ただ、ヤニスへのダブルチームが効いているのか、徐々にバックスのターンオーバーが増えていき逆転に成功します。
クレイもベンチからコートへ入ってから流れをマブスに持ってくる3Pを2本沈めていき、ようやくらしさが見えたかなと思いました。
ただここで言っておきますが、その後クレイの得点は無く、この3P2本のみでした・・・。
チームの構成に不満を持っているのは分かりますが、試合に出てる以上はもう少し奮起して欲しいなと思います。
クーパーは動き快調でシュートタッチも良く、ディフェンスでもスティールから速攻を演出するなど活躍します。
警戒していたヤニスはこのQ無得点で抑えることが出来、チームもリードしたまま第1Q終了します。
苦手な3P成功数もマブスが3本、バックスが4本と1本差だったので悪くない結果となりました。
第2Q
- DAL 26 – 26 MIL
相手のターンオーバーやシュートミスが続き、マブスの流れはそのままかと思われましたが、こちらもハーディがターンオーバーを2回、3Pもヒットせず、ものに出来ない時間が続きます。
鳴りを潜めていたヤニスでしたが、開始からごり押しダンク、ギャフォードを抜き去るスピンムーブからの豪快なダンクをかましていき、得点を重ねていきます。
AJ・グリーンの3Pが入り出していたので、DFも外へ密着せざるを得ず、そのおかげでヤニスのドライブスペースが空いてしまったのも原因かと思います。ライアン・ロリンズもミドルや3Pを決めていたので厄介でしたね。
あとはカイル・クズマが前半からアタックモードで得点を徐々に重ねていたので、少し嫌な展開にもなります。
このQ、3Pはクリスティーの1本しか入らず、いつものマブスのペースになってしまいますが、BWillが積極的にリムアタックをして接触プレイでフリースローを多く獲得していき、ムーサ・シセイやクーパーも応戦してリードを保ったまま試合は進みます。
バックスのターンオーバーに助けられていたのもあってか、結局リードを4点差で守り切り、前半を終えます。
第3Q
- DAL 31 – 26 MIL
後半開始から少しシーソーゲームの展開にはなりますが、ヤニスのターンオーバーを誘うディフェンスが功を奏し、一気にリードを離していきます。
マブスの3Pも4本決めることが出来、確実に良い流れがチームに押し寄せていきます。
シセイが今日もアグレッシブにプレイしてて、ヤニスに対してもブロックをかますなどしていい働きを見せています。ただ、ボビー・ポーティスやターナーなどのストレッチ出来るセンター相手となると、少し厳しそうなところもある印象でしたね。でもよくやっていると思います。
ただバックスは、クズマの攻めがかなり目立っていました。リムアタックを主体に得点を稼いでいき、負けじと大きなリードを許してはもらえませんでした。
結局このQは9点リードで最終Qに移ります。
ヤニスに対して完璧ではないですが、最低限の対策は出来ており、強豪相手にリードを取ることが出来ていますが、果たして・・・。
第4Q、結果・総括
負けました・・・。
連勝とはならず、ただ最後まで全く分からない試合展開でした。
第4Q
- DAL 26 – 37 MIL
ヤニスの意地とクズマの活躍を見せられたQでした。
最後はリードを奪い合うクラッチタイムに入り、クーパーが勝負所でフローターやタフショットを決めていき、非常に頼もしい存在に映っていました。
しかし、最後はクズマにスローインの際フィジカルで負けてしまってボールを奪われ、痛恨の失点はかなり痛かったです。これに対してはファウルじゃないかとも思いましたが、審判の判断が全てなので、仕方ないです。
PJの最後3Pのファールを貰ってのフリースローは、本当は全部決めて延長まで持ち込みたかった所ですが、あれも奇跡的にファールを貰えてたシーンだと思ったので、これもそこまでの運命だったのかなと割り切ってます。
今日は限定的な出場となったケイレブ・マーティンでしたが、彼はヤニスに対して非常にタフなディフェンスで守り、ターンオーバーを誘発させるシーンが印象的でした。とても頑張っていたと思います。
ただヤニスもそのタフなディフェンスをこじ開けるかのようなドライブでダンク、値千金の3Pを決めていき、MVPの意地というものを見せつけられたような気がします。やはり怪物ですね・・・
クズマも第2のスコアラーとして3Pを2本、ヤニスの手助けとして得点を挙げていって、今日はマブスにとって怖い存在の内の1人でした。
プラス、ポーティスにも3Pを2本連続で決められたので、この優勝リングを持っている3人に関しては天晴だと思います。
総括
今日はヤニスに対して完璧に守れた訳ではありませんでしたが、好き放題させたっていう訳でもなく、ターンオーバーを5つもさせていた時点で悪くない結果だったんじゃないでしょうか。
ただその代わりにクズマに26得点取られたのは、誤算だったんじゃないかなと思います。
クーパーに関しては、今日で新人賞候補としてポイントを上げた活躍を見せたと思います。
プレイメイクも良かったですし、フローターも良く決めていましたし、ヤニスに対してタフショットを決めて逆転したシーンは感動しました。
ただ3Pはもう少し決めてほしかったなと思います。チーム全体の課題でもありますが、この確率を上げていけば得点は確実に伸びるので、今後のさらなる成長に期待です。
センター陣の欠場が続く中、シセイは本当に良く頑張っています。今日もヤニスやターナー相手に引けを取らず、ヤニスからブロックもし、2way契約ながらも十分な働きを見せていると思います。
バックスに関しては、ヤニス中心なのはもちろんの事、他の選手の台頭がカギにもなっているなという印象でした。今日に関してはクズマがそれを担っていたと思います。
いい勝負だったからこそ、今日の試合取りたかったので悔しいです・・・
現時点でまた最下位とはなっていませんが、これで借金は5。苦しい状況が続きます。
※スタッツ等は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/game/sas-vs-dal-0022500004)を参照
本日の良かった選手
クーパー・フラッグでお願いします。
スタッツは26得点(FG9/15、3P:1/5、FT:7/10)でキャリアハイ。9リバウンド4アシスト2スティール1ブロックも挙げ、攻守ともにチームで目立つ活躍を見せてもらいました。
最後の攻めでスローインの際フィジカルで倒されてしまい、ボールを受け取ることが出来ず得点を許してしまったのは痛かったですが、クラッチタイムで緊張の中、リムアタックからフローターと、ヤニスを前にしてタフショットを決めたりと素晴らしかったです。
やっぱりクーパーは、マブスの希望の星となるでしょう。
私のXの方で、本日マブスの出場選手の評価もしているので是非ご覧頂ければ幸いです。
対戦相手(バックス)の印象に残った選手
結局試合通して見ると、ヤニス・アデトクンポですね。あと、カイル・クズマにもやられました。
ヤニスはターンオーバーが多く、前半は比較的抑えられていましたが、結果的に30得点(FG:11/18、3P:1/2、FT:7/12)8リバウンド6アシスト1スティール3ブロックと暴れられました。
クラッチタイムで苦手な3Pを決め、フリースローもきっちり2本共決めきったのは流石でした。あとあのドライブからのダンクはいつになったら衰えが見えるのですか??
クズマも今日は26得点(FG:10/17、3P:2/6、FT:4/4)とシュートタッチが良く、リムアタックも有効に出来ていました。正直彼にやられたのは想定外で、昨季バックスにトレードされてからあまりパッとしていなかった印象だったので甘く見ていました。
レイカーズでも優勝しているので、その経験もあり、やっぱり実力はまだありますよね・・・。油断してました。
次戦
日本時間13日(木)のvsフェニックス・サンズ(PHX)のホーム戦です。
サンズはオフにケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールを放出してデビン・ブッカーとのBIG3解体となり、ブッカーを再度エースとしてスタートを切った新生チームとなっております。
当然順位は上のチームなので厳しい試合になるとは思います。ですが内容は良くなってきているはずなので、ここで連敗は回避して勝ち星を挙げてほしいです。
順位表は[NBA公式サイト](https://www.nba.com/standings)を参照。
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