お疲れ様です。tasukeです。
2024-25 NBA プレイオフ 第1回戦 9日目の試合結果と各カードの感想を書きたいと思います。
今日は4試合ありました。
試合結果
■GAME4:ニューヨーク・ニックス_NYK 94 – 93 デトロイト・ピストンズ_DET
※DETホーム
【これまでの戦績】NYK 3勝 – DET 1勝
■GAME4:ロサンゼルス・レイカーズ_LAL 113 – 116ミネソタ・ティンバーウルブズ_MIN
※MINホーム
【これまでの戦績】LAL 1勝 – MIN 3勝
■GAME4:ボストン・セルティックス_BOS 107 – 98 オーランド・マジック_ORL
※ORLホーム
【これまでの戦績】BOS 3勝 – ORL 1勝
■GAME4:インディアナ・ペイサーズ_IND 129 – 103 ミルウォーキー・バックス_MIL
※MILホーム
【これまでの戦績】IND 3勝 – MIL 1勝
↓各チームと選手の詳細スタッツはこちらで
NBA Scores – April 27, 2025 – ESPN
感想
●NYK – DET
ここまで3試合ともどちらが勝ってもおかしくない展開のカードですが、今日も大接戦の末ニックスがアウェー2連勝を収めました。
ニックスはエースのジェイレン・ブランソンが32得点 5リバウンド 11アシストと流石の活躍に加えて、クラッチタイムで躍動したKATことカール・アンソニー・タウンズが27得点 9リバウンドと活躍しました。やっぱりブランソンはチームの顔だと思います。あと今季トレードで得たKATも獲得した意味を見いだせた試合だったのかなと思いました。
ただやっぱり気になるのが、酷使起用。スタメンもほぼ全員が40分以上、もしくは40分弱の出場なので、去年の二の舞にならないようにするのが去年を乗り越えれるかどうかだと思います。
対するピストンズは、ケイド・カニングハムが25得点 10リバウンド 10アシストのトリプルダブルに加えて4ブロックと奮闘しましたが、7ターンオーバーが多すぎかなと。チーム全体でもターンオーバーが多かったのと、3Pが 7/29の24.1%と少なかったのが負けに響いてしまったかと。
このシリーズは全て接戦なので、ニックスが3-1とリードしているものの正直どうなるか分かりません。視聴者側からしたら第7戦までいってほしいところですが、ニックスは次戦ホームに戻れるので、ニックスからしたら決めるのであればここで決めたいところ。
ちなみに1勝3敗から3連勝して逆転したシリーズは過去に13回あります。
(一番有名なシリーズだと2016年クリーブランドキャバリアーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズのファイナル決勝でキャバリアーズが1勝3敗から3連勝して大逆転優勝した時ですね)
なので、ピストンズもまだ終わりではないので、ここから踏ん張ってほしいところです。
次戦以降も注目ですね!
●LAL – MIN
第3戦は下位シード側のウルブズがホームを勝ち取り、シリーズリードを取りましたが、今日も接戦の末ウルブズが勝利し、ホーム2連戦を取りました。まあこの試合に関してはレイカーズに色々聞きたいことがあった試合でしたが・・・
まずウルブズはエースのアンソニー・エドワーズが43得点 9リバウンド 6アシストの大活躍で終始チームを引っ張っていました。あとはジュリアス・ランドルが25得点 7リバウンドと引き続き苦手としているプレーオフの舞台を克服しているような活躍を見せています。ナズ・リードは第4Qでは3Pを落としていないという素晴らしい成績と勝負強さを残しているみたいですね。
対するレイカーズですが、前回試合体調不良だったルカ・ドンチッチが38得点というやっぱり前回は本当に腹痛だったんだなと分かるスタッツを残したのと、レブロン・ジェームズが27得点 12リバウンド 8アシストと今日もチームを引っ張っていた活躍をしましたが、、、
後半まさかの誰1人交代無しという24分間フル出場をさせていました。
(ちなみにメンバーは、ルカ、レブロン、オースティン・リーブス、八村塁、ドリアン・フィニー・スミスの5人)
レブロンに至っては、40歳なのに46分出場、病み上がりのルカも45分出場という酷使起用。
それは最後バテて逆転されるでしょう、という試合展開でした。
我らが八村塁に至っても41分出場で23得点で3P 5/10と奮闘していましたが、DFもOFも両方負けましたがチームには貢献できていたと思います。ただ日本人的にはこの活躍してくれたにも関わらず負けたのは悔しいですね・・・
これでウルブズは3-1とシリーズ王手をかけて次戦レイカーズのホームへ行きますが、アップセット起こせるのか。
逆にレイカーズは3連勝で逆転シリーズ勝利を掴めるのか、注目です!
●BOS – ORL
前回接戦の末敗れた昨年チャンピオンのセルティックスでしたが、今日はアウェーにて勝利を収めて、シリーズ3-1と王手をかけました。この試合も比較的接戦でした。ただ最後は力の差が出たのかなと思いました。
セルティックスは前回に引き続き、ジェイソン・テイタムが37得点 14リバウンド フリースロー14/14の100%で大活躍し、チームを牽引していました。
ただ、ここまでセルティックスのメイン武器である3Pがそこまで入っていないのと、ここ2戦とも6マン賞獲得のペイトン・プリチャードが不振気になるところ。逆に3Pに頼らずとも勝利が出来たというのは、さすがチャンピオンの威厳でしょうか。
あとはジュリュー・ホリデーの欠場がいつまで続くのかも、気になるところです。
対するマジックはやはり2大エースであるパオロ・バンケロ、フランツ・ワグナーがそれぞれ31得点、24得点とチームを引っ張っていましたが、やはり第3の選手が出てこれていないのが痛いですね。次戦以降もこの課題は続くことになると思いますが、王手をかけられ、しかもアウェーでの闘いとなるので何とか踏ん張りたいところです。
このシリーズはやはり前年チャンピオンの壁は高く、マジックとしては勝ち抜くのは厳しいと思っていましたが、やはり早々に決着がついてしまうのか。出来ればマジックには健闘を重ねていって長く続いてもらいたいのが正直な感想です。
●IND – MIL
前回ホームでシリーズ初勝利を収めてホーム連勝して2-2のタイゲームに持ち込みたいバックス。しかし、終始リードを保ったペイサーズはアウェーを制し、3-1とシリーズ王手をかけました。
ペイサーズはベンチ出場者を含む8人が2桁得点とバランスよく分散し、見事勝利を収めました。
チームのFG(フィールドゴール)%も60.2%と非常に効率よくシュートも決めることが出来て、私の推し選手でもあるアンドリュー・ネムハードも20得点 FG 57.1% 3P 4/8で50%の活躍をしました。
ここできっちりアウェーを1つとれたのは大きい。
対するバックスの方は、ヤニス・アデトクンポが28得点 15リバウンド 6アシストと奮闘、今までは第2戦ボビー・ポーティス、第3戦ゲイリー・トレントJrがそれぞれ第2の選手として活躍し、今日はケビン・ポーターJrが23得点 5リバウンド 6アシストと踏ん張っていましたが、最終的にはブローアウト。やはりまんべんなく得点に絡める選手が多数いないと、このシリーズバックスにとっては厳しいと思いますね。。
さらに、試合中に血栓症でシーズン終盤に欠場していたデイミアン・リラードが、今度は左アキレス腱の負傷で途中離脱してしまいました。怪我の詳細は現時点で分かりませんが、重症ではないことを願うしかありませんね・・・。これはバックスにとってもシリーズ勝ち抜くためには痛手となってしまいました。
これで3-1の王手にした状態でホームに帰ってこれるペイサーズは、かなり優位に立ったと思いますが、バックスもヤニス以外の選手が活躍見せてくれたらまだ闘えると思うので、意地を見せてほしいところです。
今日で王手をかけたチームが多数出てきましたが、視聴者側では王手かけられたチームも踏ん張ってできれば長いシリーズになってくれることを願いたいです。
明日も引き続き楽しみたいです!
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