お疲れ様です。tasukeです。
2024-25 NBA プレイオフ 第1回戦 8日目の試合結果と各カードの感想を書きたいと思います。
今日は4試合ありました。
試合結果
■GAME3:クリーブランド・キャバリアーズ_CLE 124 – 87 マイアミ・ヒート_MIA
※MIAホーム
【これまでの戦績】CLE 3勝 – MIA 0勝 ※CLEシリーズ王手
■GAME4:オクラホマシティ・サンダー_OKC 117 – 115 メンフィス・グリズリーズ_MEM
※MEMホーム
【これまでの戦績】OKC 4勝 – MEM 0勝
OKCカンファレンス・セミファイナル(西準決)進出決定
■GAME4:デンバー・ナゲッツ_DEN – ロサンゼルス・クリッパーズ_LAC
※LACホーム
【これまでの戦績】DEN 2勝 – LAC 2勝
■GAME3:ヒューストン・ロケッツ_HOU 93 – 104 ゴールデンステイト・ウォリアーズ_GSW
※GSWホーム
【これまでの戦績】HOU 1勝 – GSW 2勝
↓各チームと選手の詳細スタッツはこちらで
NBA Scores, 2024-25 Season – ESPN
感想
●CLE – MIA
レギュラーシーズンの強さをプレーオフでもそのまま、ホーム2連勝をしたキャバリアーズでしたが、アウェーでも37点差という圧倒的な強さで勝利を掴み、3連勝無敗のシリーズ王手をかけました。
今日の試合では2桁得点者がベンチ出場者含めて6人とバランスよく分散されており、ほぼ全てのチームスタッツでヒートを上回る活躍を見せてくれました。
やっぱりレギュラーシーズンの強さは伊達ではなかったのか、百戦錬磨のヒートを今のところ圧倒してるシリーズになってますね。
タイ・ジェロームはさすが6マン賞候補に選ばれるぐらいです。ベンチ出場からプレーオフで11アシストをしたのはキャブス史上最多アシスト数みたいです。
気になるのはエースガードの1人である、ダリアス・ガーランドが欠場したことですかね。ちょっと欠場理由はわからないですが、今後問題なく出れるかは、この後のシリーズ勝ち抜くには重要になると思われます。
追い込まれたヒート、ここから立て直して脅威の快進撃なるか。
歴史的には0勝3敗から4連勝でシリーズ勝ち抜いたチームは存在しませんが、逆に言うと歴史を塗り替えるチャンスが訪れたと捉えれます。ただやはりシーズン1位チームの壁は厚く厳しいシリーズになると思うので、少なくとも1勝は取ってほしいところですね。
●OKC – MEM
前回の試合は114-108でOKCが辛くも勝利をしましたが、今回も接戦を制して見事4連勝無敗のスウィープでこのシリーズを勝ち抜き、カンファレンス・セミファイナルへ一番乗りで進出決定しました。
絶対的エースのSGAことシェイ・ギルジャス・アレキサンダーが38得点 5リバウンド 6アシスト 2スティール 1ブロックの活躍、J-Dubことジェイレン・ウィリアムスが次いで23得点と活躍をしてさすがの強さを見せました。
やはりシリーズ通して全体1位のDF強度は半端なかったと思います。これを継続していけば優勝候補であることは間違いなさそうです。
次の相手はLAC-DENの勝者と対戦ですが、どっちが来てもタフなシリーズになると思うので、今からでも楽しみです。
対するMEMは残念ながらシリーズ敗退となりましたが、最後2試合は今季2Way契約から本契約を勝ち取ったスコッティ・ピッペンJrが奮闘を見せてくれました。今日も30得点 11リバウンドとチームリーダーの得点・リバウンドを挙げ、エースのジャ・モラントが前回の試合アクシデントで欠場の中、チームを引っ張る存在となってましたね。
ただ、終盤のターンオーバーとクラッチタイム(終盤の接戦)でのモラントの不在がかなり痛手だったのかなと思いました。
これでオフシーズンに入りますが、プレーオフ前に急遽ヘッドコーチも変わって、ルーキーでエースストッパーのジェイレン・ウェルズの怪我もあり、ジェットコースターのようなシーズンでした。今後のチーム体制がオフでどうなるか気になるところですね。
モラントがトレードされるのかとか噂が流れていましたが、チームが勝つ為に大きな梃入れをするのか、恐らく再建とまではいかないとは思います。
後は河村勇輝の動向ですね。今シーズンは2Way契約を見事勝ち取ってくれましたが、今後の活躍はもちろんの事、MEMのチーム事情次第で本契約取れるかもあるので、引き続き頑張ってほしいです!
メンフィス・グリズリーズお疲れさまでした!
●DEN – LAC
第2戦まではお互い接戦で1-1のタイゲームの中、第3戦はクリッパーズがプレーオフ初の本拠地にて圧倒的な勝利をしましたが、今回は終盤接戦の末、ナゲッツが勝利を収めました。これで2-2の再度タイゲーム。
途中20点以上の差を広げたナゲッツでしたが、そこからクリッパーズの猛攻があり、同点となりましたが、最後エースのニコラ・ヨキッチの外れたシュートをアーロン・ゴードンがダンクを叩き込み、ブザービーターとなりました。
相変わらずヨキッチは36得点 21リバウンド 8アシストという気持ち悪い(いい意味でです)スタッツを出して試合を蹂躙してましたが、クリッパーズもよく終盤までに建て直したと思います。
この2チームの対戦は始まる前からほんと痺れるシリーズになると思ってましたが、ここまで予想通りの面白いシリーズになってますね。個人的にはカワイ・レナードが第2戦の時の爆発を見る限り、クリッパーズが優位になるかなと思ってましたが、やはりナゲッツも現役最強の選手を擁しているだけあります。
次の第5戦はデンバーにまた戻る形になりますが、このシリーズはどうなるか正直もう予想がつきません。視聴側からしたら第7戦までもつれることを願ってます。
●HOU – GSW
前回試合ウォリアーズはジミー・バトラーが予期せぬアクシデントで怪我をしてしまい、その影響があってか1-1のタイゲームとされました。今回ウォリアーズホームの試合では、ジミー欠場の中、接戦をウォリアーズが制し、2-1とシリーズリードを取りました。
ステフィン・カリーはといつも通りの活躍で引っ張る中、GP2ことゲイリーペイトン2世やバディ・ヒールド等の伏兵達が存在感を見せてくれましたね。
あと今日は、ルーキーのクインテン・ポストが相手の高さ対策なのかスタメン起用し、得意の3Pは入りませんでしたが、体を張ったリバウンドを頑張っていたので個人的には良かった印象でした。
ずっと思ってることですが、ドレイモンド・グリーンの不必要なテクニカルファールは何とかならんもんか・・・
対するロケッツは、高さを活かしてリバウンドやインサイドを前半は支配していましたが、14/24とフリースローを外しすぎですね。あと機動力の点で劣っていたのか、カリーを筆頭に3Pやカッティング等でやられていた印象があります。
ジェイレングリーンも前回38得点だったのが、今回9得点とブレーキだったので、普段から思っていましたがやはりこの選手は波がありますね。。。正直ロケッツが勝利するには、ジェイレン・グリーンの活躍出来るかが鍵だと思います。
これでウォリアーズが2-1とリードしたことで、今後バトラーの復帰次第では有利に働くかもしれませんね。このシリーズも恐らく長くもつれると思ってますが、今日のウォリアーズ勝利は大きかった。
第4戦以降も引き続き注目ですね!
第1回戦も中盤、もしくは終盤に差し掛かってきて面白くなってきました。
(OKCについてはMEMには気の毒だけど、正直予想通りの勝ち上がりかなと思いました。)
明日の試合についても、引き続き楽しみです!
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